コミュニケーションの神髄

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　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2013/05/31
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　生きる『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘（Yoshi：よし）です。

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　生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭　喜弘（Yoshi：よし）です。

　私（Yoshi：よし）は、コーチングとNLPのこの言葉に何度救われたことか。
　これらは、コミュニケーションの神髄です。

　　　　「答えはあなたの中にある」
　　　　「人は常に最善を尽くしている」

　あまりに普通の言葉過ぎて、理想論にも聞こえるのかなあ。
　お伝えしても、通り抜けてしまう方がそれなりの数の方がいらっしゃいま
す。

　研修でも、

　　　　「コミュニケーションのスキルはお伝えするけれども、
　　　　　まずこれを肚に落としたうえで、スキルを学んでください」

　と、１回の研修中でも、何度もお話します。
　でも、スルーする方が多いです。

　研修といっても、企業の要望、状況に合わせてカスタマイズしたものでは
なく、「講師が持っているコンテンツ」を講師の担当日にお伝えするもので
すので、かなり自由にやらせていただいています。
　私も、月に何度かの担当日をいただいています。

　タイトルやテーマは様々ですが、結局はコミュニケーションの基礎、

　　　　『人間観』

　ですので、毎回この話をしています。

　『人間観』とは、

　　　　「自分という人間は、どんな人間なんだろうか？」
　　　　「相手の人間は、どんな人間なんだろうか？」
　　　　「人間は、どこまで共感でき、理解できるものだろうか？」

　という『人間に対する深い信頼』のことです。

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　このメール通信、Blogは、「仕事のプロのためのコーチング技術」でした
ね。

　「コーチング技術」って、『人間観』の上にあるのです。

　『人間観』が、しっかり肚落ちしてあれば、「コーチング技術」が多少拙
くても、『成果の出るコーチング』ができるのです。

　しかし、『人間観』は、

　　　　まず知識として知り、
　　　　生活の中で体感し、
　　　　繰り返し体験することで、
　　　　しっかりと肚落ちする。

　という性質のものです。
　これからすると、簡単に『人間観』を持てないのかもしれません。

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　でもね。
　この『人間観』

　　　　「答えはあなたの中にある」
　　　　「人は常に最善を尽くしている」

　を持っていると、とても人に優しくなれますし、もちろん自分にも優しく
なれます。

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　コーチングは、クライアントの「目標達成」のためのものです。
　クライアントの「目標達成」のための、「行動変容」のためのものです。

　「クライアント」は、「部下」や「お客様」と読み替えていただいても結
構です。

　で、それは、

　　　×「コーチが、クライアントの行動変容を起こす」

　ではなく、

　　　○「コーチは、クライアント自らが行動変容するのをサポートする」

　のです。
　そのためには、クライアントが「行き詰っていること」「葛藤しているこ
と」を直視し、それを客観的な視点で見直すことから始めます。

　『人間観』は、自己信頼ですし、他者信頼です。
　コーチングは、そこからスタートするのです。

　「目の前の問題」から始めると、一人で考えるのと同じように、「行き詰っ
た」り、「葛藤した」り、といった袋小路に入り込んでしまいます。

　それに、解決方法は、「自己信頼」「他者信頼」からしか見つかりません。

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　実は、研修をしていると、このベースが理解できず、

　　　　「スキルを教えてくれない」

　と言い続ける方がいらっしゃいます。
　そして、強烈な批判を浴びせられたことがあります。
　終了後、一人で振り返っていた時、この言葉を思い出しました。

　　　　「答えはあなたの中にある」
　　　　「人は常に最善を尽くしている」

　そして、

　　　　「そうか。あの人は、今の最善を尽くして伝えてくださったんだ。
　　　　　伝えたはずのことを理解していただいていないのは、
　　　　　伝え方も、回数も、まだまだこちらが足りなかったんだな。」

　と、気づきました。

　これらは、本当に「自己信頼」「他者信頼」を思い出す重要な言葉です。

　本当に「救われた」と感じていますし、
　「理想論」ではなく「現実」として、人間理解の基礎となるものです。

　これがわからないと、どれだけコーチングのスキルを練習してもダメです。
　スキルを「なぜ」「どのように」「どのタイミングで」使うのか、リアル
なコーチングの会話の中で使うことができません。

　あなたは、どの程度これらの言葉を納得してコミュニケーションに臨んで
いますか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）

※『がんばろう日本 三方よしプログラム（ http://p.tl/8J5q ）』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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