コーチングの前提のNLP

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　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2013/06/27
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　生きる『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘（Yoshi：よし）です。

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　生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）です。

　今回は、この本の紹介から始めます。

　　　　マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーション
　　　　By 山崎 啓支
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　NLPの世界ではとても有名な、山崎さんのマンガ版NLPの最新刊です。

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　あるコーチングの勉強会に参加して、コーチングを部下指導に使えないか
と思っていらっしゃる方と組になったことがありました。

　確かに、部下指導の際にコーチングは役に立ちます。
　それは間違いではありません。

　しかし、本を読み、勉強会に参加しているだけですと、ぽっかりと空洞が
あるように思えます。

　話としてはわかるし、
　やること（Do）も理解可能。
　でも、実際にやろうとすると、何か足りないものがある。

　勘の良い人だと、「信頼関係」と当たりをつけて、そこに関心を持たれま
す。

　『信頼関係』は、コーチングを知り、学ぶ前からご存知の言葉で、
　「できるだけ心がけている」
　という言葉が返ってくるほどのものです。

　でも、イメージとしての「信頼関係」はわかっても、
　それは、何をすればいいのか？
　それは、どのようにすればいいのか？
　その根本は、何に注目すればいいのか？
　どうやって、それを身に付けるトレーニングをしていいのかわからない、
　といった状況になりがちです。

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　「本を読んだだけではわからないですよね」
　と書いた後に、本の紹介をするのはおかしな話ですが、
　コーチングをされようとされる方が、お読みいただくには大変有用ですの
で、自信を持って紹介をします。

　本書は、

　　　　「人はどんな時に、良いコミュニケーションができるか」

　というテーマで書かれています。
　これがまさに、「信頼関係」です。

　無条件に相手を信じるのも「信頼関係」ですが、
　お互いにわかりあい、伝えあうのも「信頼関係」です。

　この、「わかりあう」「伝えあう」際に理解しておいた方がいいのが、NLP
です。

　人として、・・・・
　というよりも、

　　　　あなたが、どんな時に人を信頼し、人の言葉を聞いて受け入れ、自
　　　　分が思っていること、感じていることを相手に伝えるか

　を思い出してください。

　人はそれぞれ違いますが、まずは普段十分に体験している自分を題材に、
「人」を理解するのが一番の近道です。

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　人は、・・・・私もあなたもそうですが、
　自分の体験に照らし合わせて、相手を理解しようとします。

　そこには、思い込みがあり、誤解や間違いが入り込みます。

　「私の理解は、本当にこれで合っているだろうか？」

　と考えるとともに、

　「相手の考えは、いつでも、だれでも、どんな時でも正しいだろうか？」

　という視点も必要です。
　これが、コーチングでのコーチの視点なのです。

　これだけ読むと、「コーチは、相手（＝クライアント）の言うことをすべ
て疑わなければならない」となってしまいますね。

　そうじゃないのです。

　コーチは、他人として相手の言うことを疑うのではなく、
　コーチは、相手の２つ目の脳として、また３つ目、４つ目の目として、
　相手とともに課題に向き合っていくのです。

　そこで大事なのが、「相手を知ること」であり、「信頼関係があること」
なのです。

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　本書では結局、

　　　　・相手が安心して受け入れることができ
　　　　・自然と心が開き、
　　　　・警戒するバリアが緩み、
　　　　・自分を守る必要がなくなった状態

　をつくるための働きかけのあれこれが書かれています。

　それらは、コミュニケーションでも、コーチングでも、大切なことです。

　もっとも、このことは、本書の成果というよりも、NLPの効能なのですが。

　実生活への活かし方を主テーマにしたNLPの本はあまりない印象があるので、
あなたにお勧めだと思うのです。
　（「人を思い通りに操る」などといったテーマの本は、たくさんあります）

　コーチングもそうですが、NLPも身に付けるには、
　知識を知り、実践し、体感し、次のチャレンジポイントを決めていくステッ
プが必要です。
　信頼のおける人に相談しながら、チャレンジしていってください。

【アドバイスです】
　「信頼のおける人との相談」にかかる手間とお金をケチってはいけません。
　どれだけNLPを理解しているか、
　どれだけ人を理解しているか、
　どれだけ適切なフィードバックをしてくれるか、
　これが、あなたが目的を実現するために、とても大切なことなのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）

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私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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