犬を散歩させるためには

Photographers expand horizons in 2010 Army Digital Photography Contest 110311 / familymwr

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　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2014/05/06
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　あなたが今いる逆境を幸運に変えるコーチング 若狭 喜弘（Yoshi：よし）です。

　コーチングするときには、コーチにスポンサーシップが必要です。
　それは、クライアントがコーチングを受けた後の行動の結果、成果を手に入れるときにもまた「スポンサーシップ」が必要だからです。

　コーチングの時には、無意識的にコーチからスポンサーシップを学びます。
　だから、コーチにはスポンサーシップが必要です。

　って、この話の大真面目な文章は、別の機会に。

　Webを観ていたら、「これってスポンサーシップだよね」と思ったものがあったので紹介します。

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　　　『テレビの知識だけで犬を散歩させたい
　　　　http://portal.nifty.com/kiji/140514164111_1.htm 』

　「なぜ、こんな記事からそんなものを読み取るか？」と思われそうですが、そういう意見ももっともです。
　でも、だまされたと思って、リンク先をお読みください。

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　種明かしをします。

　ライターは意識されていないと思いますが、これはリーダーシップの話です。

　　　「リーダーシップを発揮するための方法」

　が書かれています。

　引用します。

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飼い主は、犬のリーダーにならなければならないという。その上で、

・そのためには、常に穏やかで毅然としていなければならない

・怒り、不安、心配、緊張などのネガティブなエネルギーがあると、犬も興奮したり不安になったりする
　（そして犬に信頼されない）

（上記サイトより引用）
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　「犬」を「コーチングのクライアント」や「チームメンバーひとり一人」と読み替えると、驚くほどよく理解できます。

～～～～～～～～～～～～
コーチは、クライアントのリーダーにならなければならないという。その上で、

・そのためには、常に穏やかで毅然としていなければならない

・怒り、不安、心配、緊張などのネガティブなエネルギーがあると、クライアントも興奮したり不安になったりする
　（そしてクライアントに信頼されない）

（上記サイトより改変）
～～～～～～～～～～～～

　コーチングで、コーチとクライアントは対等ですが、より広い視野を持つための「ツアー・コンダクター」として旅をさせる役目があります。

　それは、「リーダー」と言ってもいいでしょう。
　一般社会でイメージされている「リーダー」とは随分違いますが。

　そんな、言葉への引っ掛かりを持ちつつも、上記引用は、なぜか納得できるものではないでしょうか？

　実際のコーチやチームのリーダーは、さらに、同時に

　　　　「自分の状態を正直に分かっている」
　　　　「自分の状態、気持ちを素直に表現している」

　ということも大切です。

　だって、人間だもの。
　そして、自分の身体や気持ちを素直に知って表現することから、クライアントやチームの目標実現への第1歩が始まるのです。

　　　コーチやチーム・リーダーは、『自分を整えておく』ことが大事

　ってことやね。

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　同じ記事「テレビの知識だけで犬を散歩させたい」からの引用の続きです。

～～～～～～～～～～～～
具体的な行動としては、

・家へ出入りするときは犬を落ち着かせてから、必ず人間が先に行く。
・散歩も、人間より先を歩かせない
・犬は、リードを通じて飼い主のエネルギーを感じている
・なので、緊張した状態でリードを持ってはいけない
・問題行動があった時には、その瞬間に注意する
・問題ある行動をとったときには、犬の首付近を指でついて注意をうながす
　（タッチと呼ばれる方法）
・リードを使う場合は手に持ったリードを横に引く
　（後ろに引くと犬は反発して前に出ようとし、逆に興奮してしまうことも）

（上記サイトより引用）
～～～～～～～～～～～～

　『犬の散歩』では、この通りでしょうね。

　一方、
　「人間」を「コーチやリーダー」に、「犬」を「クライアントやチーム・メンバー」と変えたら・・・・。
　自分でそんなバカなことを考えて笑っちゃいました。

　コーチングやチームの目標達成では違いますね。

　「主人公」というか、「成果を手にする人」は、「クライアント」であり、「チーム・メンバー」ですから、自分の思い通りに動いてもらうのではなく、自由に羽ばたいていただかなくてはいけません。
　チーム・メンバーの場合は、「チーム意識」を持った上で自由に動いてもらうと。

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　でもどこか、これらの言葉には心が惹かれます。

　　　　「他人を思い通りに動かしたい」

　正直でよろしい。
　「人対人」でも、場合によっては使う場面がありそうな気もします。

　もう一つは、

　　　　「自分自身の自我・エゴをコントロールするとき」

　に使えそうです。

　コーチやリーダーたる者、こうやって「自我やエゴ」をコントロールしてください。
　それは、クライアントやチーム・メンバーのためにもなります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）

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