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チームを率いる

公開日: : プロが使うコーチングMINI

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 仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2014/08/15
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 あなたが今いる逆境を幸運に変えるコーチング 若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。

 今回は、コーチングそのものではなくて、その周辺の話題です。

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 突然ですが、
 「もっと自主性を持って、力を発揮してほしい」
 と思ったことはありませんか?

 「自主性」って大切です。

 ただし、「自主性を発揮しろ」と指示・命令することは、「自主性」とは矛盾していることはお分かりですね。

 そうは言っても、

 「もっと自主性を持って、力を発揮してほしい」

 という気持ちを持つことはわかります。
 というか、チームをまとめる立場であれば、誰しも一度は思うことです。

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 でも、この「自主性」は、「自分勝手」ではありません。
 「自分勝手」ではなく、「確認しながら」進めてほしい、という部分に焦点を当てたお話は、別の記事をお読みください。

 今回取り上げたいのは、

    「チーム力を発揮するための、各自の自主性」

 の話です。

 以前、むかしむかし、「カッティヴェリア」に触れたことがありました。

   『再スタート
    https://pro.core-infinity.jp/2012/01/restart/

 本文中に「またあらためて書き記します」と書きながら放置して2年半。
 今回がそれなのでしょう。きっと。

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 引用元にはこんなことを書いていました。(一部変更)

~~~~~~~~~~
 「カッティヴェリア」とは、
 意味としては、「悪意」のことです。
 あまり好意的に受け取られなさそう・・・・・。
    ●我欲
    ●自分のため
 と言うと眉をひそめる方もいらっしゃいます。
 でも、グループの中で、コミュニケーションをして、グループの成功のための「我欲」であり、「自分のため」です。
~~~~~~~~~~

 日本には、

   「自己犠牲」
   「滅私奉公」

 という言葉があります。

 けれど、これには、

   「ゴールが決まっていて、変わることがない」
   「方法の選択肢が限られている」
   「個人は、指示されたとおりに動くことしかできないし、してはいけない」

 という凝り固まった考えが横たわっています。
 それを粛々をする人がそろったメンバーがいるのが良いチームではありません。

 というか、そもそもそんなチームが作れるなんてことはありません。

 『「自己犠牲」、「滅私奉公」のメンバー作り』という欲は捨ててください。

 もし、作れるとしたら、・・・・・?

 それは、

    「チームリーダー経験者だけがメンバーのチーム」

 です。
 つまり、

   ・チーム内を見る力(現状分析、各自の能力分析)
   ・対する相手や外を見る力(現状分析、チームの能力分析)

 これができる人は、「チームリーダー経験者」しかいません。
 「No.2」でもいけません。
 究極の矢面に立った経験が必要です。

 となると、

   「前を向いて新しい目的地に向かうリーダー経験」
   「後ろを向いて、仲間内の調整、チーム外からの対応など汚れ役No.2の経験」

 の両方を持っている人、が必要ですね。

------------------------

 さて、
 「苦しい中」で、「乏しい情報」、「どっちを向いているかわからないメンバー」といった状況の中から、

   ・現在ある情報だけから最善の手を判断する。
   ・必要な情報入手法の最善の手を探す。
   ・メンバー個人の能力など情報を収集する。
   ・チームの目標達成のために、メンバー個人の能力を上手に按排する。
   ・目標を共有する。・・・・言うは易し、行うのは大変困難です。
   ・権限を委譲する。・・・・「信頼しても信用せず」
   ・以上を考え尽し、手放す。
   ・メンバーから嫌われる覚悟も持つ。
   ・諦めない、もしくは諦めることと諦めないことをきちんと区別する。

 を、チームリーダーは実行する必要があります。

 こういう人だけが集まったチームは強いですね。

 メンバーとして、

   ・チームとしてすべきことを知る。
   ・気づいた時に気づいたことをする。
   ・個人として、「絶対にできないこと」でなければやる。
   ・ゴールに変更がなければ、自分が最初に与えられた役割に固執せず、
    柔軟に動く。
   ・ほかのチームメンバーのためにも、自分のためにも、ゴールに必要な
    情報を連絡する。

 これができるはずです。

 だって、

   ・チームリーダーの苦しさを知っている。
   ・チームリーダーが「一人ではできないこと」を自覚していることを
    知っている。
   ・ゴール達成は、自分自身のためであり、チームのためである。

 これが実感としてわかっているはずですから。

------------------------

 ですから、チームのメンバーとして、

   ・指示が出るまで待つ。
   ・自分に指示があったことだけをする。
   ・「やりたくない」ことと「できない」ことを区別せず、
    「できない」とする。
   ・「やりたくない」ことは反応を見せない。
   ・自分自身に得があることだけをする。
   ・停滞した時の突破口を開くために身を捨てない。

 ということは無いはずなんです。

 もっとも、

   ・恥をかきたくない。
   ・失敗の責任を一身に背負いたくない。
   ・和を乱したくない。
    ・・・・・・「停滞」も一種の「和」だったりしますね

 という感情・判断もわからなくはないけれど。

------------------------

 そのためには、
 リーダーとして、メンバーには、次のような人になってもらってください。

   ・自己肯定感を持つ。
   ・勇気を持つ。
   ・「自分も知らない隠された自分の能力」を信じる。
   ・チームのゴールにコミットメントする。
   ・「本当の失敗とは何か」を知る。理解する。受け入れる。

 これは「結果」ですが、「結果」が明瞭でないもの、コミットしていないものにはなれません。
 「結果」がある、ということは、絶対に方法があります。
 ただし、

   ・誰にも使える簡単な、万能な方法はない。個人により、状況により
    それぞれ異なる。
   ・リーダーが何かを失うことなしに、リーダーとして得ることはできない。
   ・メンバーとして何かを失うことなしに、メンバーとしての資質を得る
    ことはできない。

 というものがあります。
 そんな怖いものではありませんし、得てしまえば「何で前の状態にこだわっていたのかな?」と思うようなものですので、前進してもらいたいものですが、

  「怖い(=過去の自分との変化への恐れ)」

 を持つのは仕方がないことです。

 そういう、「人としての特徴」を理解して、メンバーの力を発揮させてあげてください。

------------------------

 まずは、あなたがリーダーとして、メンバーの人たちに、

    『失敗してもいい』
    『あの人のためなら、汚れ役でもやってあげよう』

 と思ってもらうことかもしれません。

 Let’s Challenge!!

                  若狭 喜弘(Yoshi)

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