「すぐに結果が出ないものに対して魅力を感じにくい」という脳の特徴がある人へ
公開日:
:
et cetera
『シリーズ:もっと知りたい「大人のADHD」
大人のADHDと「報酬遅延勾配」の話
http://www.asahi.com/articles/SDI201510308908.html』
大人のADHDの特長の一つに、
> 報酬遅延勾配が急である(すぐに結果の出ないことに対して極端にやる気が出ない)
というのがあるそうです。
僕の場合、
文中の、
> ・10回腹筋運動をした直後に1000円もらえる
> ・1日10回の腹筋運動を1週間続けてできれば14000円もらえる
だったら後者を選びますが、
> ・3年間かけて単位をとって高校を卒業すること
> ・資格取得のためにコツコツ勉強すること
> ・地道に貯金して大きな買い物をすること
> ・同じ会社で少しずつ努力して信頼を得ながら昇進していくこと
これらはすべて苦手です。
> 「すぐに結果が出ないものに対して魅力を感じにくい」という脳の特徴
だそうです。
~~~~~~~
ここで終わると、僕のダメ人間披露だけで終わってしまうので、
僕の対処法を記します。
●全体で、「おもしろい」と思うことをする。
個別の部分的に面倒くさいことは、最初は見ない。
●引き受けて始めたことは完全に実行する。
●自由が利く部分は、自分の「タイミング」「方法」で行う。
●常に目いっぱいの能力を発揮できると想定しない。
●単に話を聴いてもらうだけでも、分野別に相談できる人を持っておく。
●途中で「気分が乗らない」「面白くない」のは自分がわかっていないからなどの確率が高いので、止めない。とにかく続ける。
●始めるときに、疑問があれば徹底的に確認する。
もし、あなたが似た傾向があるとしたら、
どんな対処法をしていますか?
教えてください。
関連記事
-
書籍「ナースのためのコーチング活用術」
ナースのためのコーチング活用術 日野原 万記http://astore.amazon.co.jp/
-
人は、「プロとして必要とされること」が必要です。
被災地だけではないですが、仕事は大切です。 (耕論)被災地に仕事を 佐藤正克さん、高津玉枝さん
-
アカウンタビリティって、自分がやったことをすべて受け入れられるほどやるってこと
「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント by ロジャー・コナーズ, トム・スミス, ク
-
誰にでも、学習する機会と時間は必要
誰にでも、どんなに偉い人、どんなに年上でわかっているような人にも、 学習する機会と時間は必
-
最近開いている3冊の本
最近、平行して読んでいる本、3冊を紹介します。 TA TODAY―最新・交流分析入門
-
OTJでも、「できるようになったことをフィードバック」
先日、このような記事を書きました。 『Vol. 81 [仕事をしながら指導す
-
新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます 2010年のキーワードは「対話」でした。 「私」を伝え、「私
-
「木のクセを読む、木の育った方位に使う」
> 力は釣り合いが崩れると、弱い所へ弱い所へと集中しますからな。 > 西岡常一 (折々のことば
-
人を育てるためには、「先回り」「導く」「教える」をやめてください
「察すること」は必要だが、先回りすると成長しない http://blog.goo.ne.jp/hi
-
気持ちや決意、意志では何も変わりません。では何があったら?
依存症ってこの誤解がなかなか解けないんですよね・・・言葉で確約することが「認識の甘さ」であって、出来
PREV :
コーチングは、「繊細に相手の変化をキャッチする」
NEXT :
「怒る」「怒鳴る」「叱る」「殴る」