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コーチングで陥りやすい罠-ビジネス編その17-~「課題解決系の目標」なので、目標作りは簡単!~

公開日: : 最終更新日:2013/12/10 コーチングで陥りやすい罠, プロが使うコーチングMINI

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 仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2011/05/08
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 『新しい酒は、新しい皮袋に』
 あなたの次の成長のための「セカンド・コーチ」若狭 喜弘「Yoshi(よし)」
です。
 『コーチングで陥りやすい罠』シリーズです。
 しばしのご無沙汰でした。
 ですが、まだまだ続きます。
『ビジネス編 その17~「課題解決系の目標」なので、目標作りは簡単!~』
 「目標設定」の3回目です。
 前回、
    「適切な課題設定」で大切なことは何でしょうか?
 という「問い」で終わりました。
 まじめに書いたらまじめになりすぎるし、ポジティブ・シンキング系で書
いたら私(Yoshi:よし)が違和感を抱き続けることになります。
 「目標設定」自体は、コーチング、NLP、TPIE、エンパワーメントなどあら
ゆる分野で議論・書籍化されていますので、自らの感性に導かれて学んでく
ださい。
 だからこそ、私(Yoshi:よし)にとって適切なサイズで、『コーチングで
陥りやすい罠』という少し斜めから見た話で立体化したいですね。
 では、まじめなことを最初にまとめて記し、後半で私が思っている本質を
綴ることにします。
   ・主体が自分であること
   ・具体的でイメージできること
   ・具体的で測定可能であること
   ・肯定的表現であること
   ・自分が作り出せる範囲の、適切なサイズであること
   ・自分の変化であること(他人と比較したものではないこと)
 を満たしたものが、「目標」です。
 どれも突っ込みどころ満載ですね。
--------------------------------
 人が
 何かに気づき、何かを思い、
 自らの思考の傾向を知り、
 自らの能力を知り、
 自らがストレッチできる範囲の最大限のパフォーマンスを知り、
 だからといって容易に達成できるサイズではなく、
 目標レベルを超えた後は未知の状態に変わるものであり、
 未知のものは、具体性、それも数値化などできる訳も無く、
 モチベーションは人との競争が一番というのを知りつつ脇に置き、
 『目標を作る』
--------------------------------
 「どないせえ、ちゅうんじゃ!」という内容ですね。
 それも、「仕事のプロのためのコーチング技術」ですから、自らと共に、
周りの人にもコーチング的コミュニケーションで相手の才能を引き出すこと
を目的にしています。
 どうやって引き出したらいいのでしょうね?
 少なくとも、「容易に達成できるサイズの目標」については、
   「そりゃ、あんた、目標が小さすぎる」
 とフィードバックすればいいのですが、
   ・未知のものは、あなたもわからない。
   ・「才能」と「才能の捉え方」は、相手によって様々。
   ・それをあなたが測って、その結果を押し付けてはいけない。
 としたとき、あなたならどうしますか?
 ここまで書いてきて、気づいたことがあります。それは、
   『相手の目標設定のレベルは、あなたのコーチとしてのレベルに規定
    される』
 もちろん、「目標設定するだけ」ではなく、「目標達成」もしくは、「目
標のための小さな一里塚を達成していく」ことが大切ですから、「目標が大
きければ良い」というものではありません。
 ここで、再度原点を確認しましょう。
    ●課題解決系の目標
 これが、「仕事のプロのためのコーチング技術」の目標です。
 例えばエレクトロニクスであれば、
   ・消費電力○○以下
   ・サイズは○○×○○×○○以下
   ・耐衝撃性は○○以上
   ・歩留まり率○○以上
   ・製品価格○○円以下
   ・安全基準は、・・・・・・・ e.t.c.
 などの条件を与えられます。
 もしくは、自ら設定します。
 人生についても、「課題解決系のテーマ」については、これを適用できま
す。
[そのほかのタイプの “目標” とは]
 ●願望実現系の目標:理想の住む場所、収入、仕事、休暇の過ごし方など
 ●究極の目標:「幸せを感じて生きている」
 話を戻して、
 「課題解決系の目標」は、真にそのテーマが好きであり、探究心があれば、
人から課題を与えられても真剣に取り組めますし、もちろん、自らそのよう
な目標を設定するものです。
 ですから、「仕事のプロのためのコーチング技術」という立場で稿を進め
るとしたら、
   ・己を知り、
   ・自ら動くことを当然とし、
   ・チャレンジ精神を持ち、
   ・世界の技術の現状をおおよそ知っていて、
   ・「なんとなくこちら」という直感が働き、
   ・未知のゴール像をイメージできる
 ように相手(多くの場合は部下、従業員)のレベルを上げるための方法を
書いていく必要がありますね。
 では次回、これに応えるテーマで稿を進めます。
 お楽しみに。
 あなたは、どのように、この課題(指導)を運用していらっしゃいますか?
                  若狭 喜弘(Yoshi)
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