*

「褒める」と「叱る」

公開日: : 最終更新日:2012/09/07 プロが使うコーチングMINI

■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■
 仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2012/09/06
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■

 コンサルタント(Consultant for you)の若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。

---------------------------------
《PR》気になったら、すぐにお問合せ(090-6660-6532)
★新Webサイト仮オープンしました。
  http://core-infinity.sakura.ne.jp/
★コンサルタント(Consultant for you)
  http://core-infinity.sakura.ne.jp/?p=90
★パソコンの【月極めサポート】
  http://core-infinity.sakura.ne.jp/?p=35
★集中力を高める音源【波の音】を差し上げます。
  フォームをまだ用意していません。直接お問い合わせを。
---------------------------------

 先日講師を務めました研修で、このようなワークをしました。

   ・3人組になる。
   ・一人が話し役になる。
   ・話し役は、「褒めてもらいたいこと」を話す。
   ・ほかの二人は、話をいろいろ聞き出し、褒める。
   ・役割を順番に代わって行う。

 要は、「褒めるトレーニング」ですね。
 もう一つの狙いとしては、「褒められたいことを褒められる体験」をして
もらうことでした。

 実は、「褒めること」も、「褒められること」も、トレーニングだと思っ
ています。
 トレーニングというと、「型を覚える」というイメージがありますね。
 もちろん、「褒める型を覚える」は大事です。

 さらに大事なのは、「習慣化」です。
 話すことに迷った時、思わず口に出るのが「褒める言葉」というのが「習
慣になった」ということです。

 ここでポイントは、

    ・その時までよく観察していなくても、その瞬間に目に入ったこと
     を褒められる。
    ・さらに、「褒めるところはないか」と、いつも探し続けている。

 です。
 これらは、「心がける」というレベルの「習慣化」ではなく、「無意識に
褒めるポイントが目に入る」というレベルの習慣化です。

 これができないものだから、
 「とにかく褒めましょう」と言っても、

    「褒めてばかりじゃだめだろう。図に乗らせてしまう。
     同時に、叱れないと。」

 などという反論になって返ってきます。

 でもね、先日の研修では素敵な言葉をいただいたのです。

    『 “褒める” も “叱る” も同じなんですね。』

 そう。
  “褒める” と “叱る” を別の事と考えるから、片方ができなくなるのです。

 何が一緒かというと、

    ●よく観察する。
    ●そのタイミングで伝える。
    ●結果ではなく、プロセスを指摘する。
    ●すべてに愛情を持ち続ける。

 ということなのです。

 そうそう。
 「叱る」は、研修の時間中だけではなかなか練習できません。
 それに、「ダメだ」と価値判断を伝えることになります。

※補足
 ルールやマナーが守られていないというのは、意図して破っているのでは
なく、単純に「知らないだけ」ということが多々あります。
 ですから、「何が大切にされているのか」知ることは必要です。

 でも、「自ら考える社員」を育成するのであれば、「価値判断を伝える」
「価値判断でジャッジする」は、賢い方法ではありません。
 「マニュアル人間」「上ばかり見る人間」「教えられたことしかできない
人間」しか作りません。

 「共通の価値判断のもとで集団行動するのが企業だ」とお考えの方にはな
かなかご理解いただけないかもしれません。

 でも、企業の足腰を強くするのは、「多様性」で、ある一つの価値判断を
守らせることではありません。

 どうしても守らせたいのであれば、

    ●その価値判断を守ることによって得られる利益
    ●その価値判断を守らないことによる不利益

 をきちんと説明できないといけません。
 収入を得ようと一つの会社に集まった社員さんに、「人としての常識」レ
ベルのしつけ的なことが必要だとは思えません。

 相手が言うことを聴くかどうかという、
 「勝つ」「負ける」レベルで人と接するから、人間関係が常に戦いになる
のです。

-------------------------

 (補足が遠く離れてきました。元に戻ります。)

 今回の研修では、「叱る(指摘する)」としました。
 「叱る」を難しいという人が多いと聞きますが、
 「指摘する」だったら、難しくないでしょう?

 ここで改めて思い出していただきたいことがあります。

    『 “褒める” も “叱る” も同じなんですね。』

 そう。
 「指摘する」であっても、茶化すような言い方はダメです。
 根本的に「愛情」・・・・・

 「愛情」も抽象的ですね。

    ・その人ができるようになるのは当然という目で見ている。
    ・その人がなりたい(=成長したい)状態に向かっている。
    ・会社が、その人に期待している方向に向かっている。
     (「期待」は、本人に伝え、本人もその生き方を受け入れている)

 という信頼関係が築けていることが大切なのです。

-------------------------

 一番大切なことを書かないできました。

 「褒める」も「叱る(指摘する)」も、要はスキルです。
 練習して、観察のポイントを知り、表現のポイントを知り、繰り返して実
践することで上手になります。
 こういうもののことをスキルと言います。

 「スキル」は、いわば地上すくすく成長する、草であり、木です。
 では、地面の下が何に該当するかというと、

    「その人と、とことん最後まで付き合い続けるぞ、という覚悟」

 根性論のように感じますが、とても大切なんですよ。
 「信頼関係」であり、「愛情」です。
 これらがないスキルは、何の効果もありません。

 『覚悟』があるからこそ、「褒める」こともできるし、「叱る(指摘する)」
こともできるのです。

 あなたの覚悟を、今一度見直してみませんか?

 そうそう。
 最初に、「褒められることもトレーニングです。」と書きました。
 そう、トレーニングなんです。
 稿を改めてお伝えしますね。

                  若狭 喜弘(Yoshi)

※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
 私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
■━━━━━━………‥‥・・

メール通信をお届けしています。登録はコチラよりどうぞ。
→ https://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P69060698
9月期、10月期 のコンサルティング(全1回~)、体験セッション、無料オリエンテーションを希望される方も上記よりどうぞ。


関連記事

「クライアントの決断を促す」

■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■  仕事のプロのためのコーチング技術 MIN

記事を読む

no image

「生には生命・生活・人生の3つがある」

■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■  仕事のプロのためのコーチング技術 MINI

記事を読む

自分から取りに行くと、脳の活動は10倍

■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・  仕事のプロのためのコーチング技術 MINI

記事を読む

相手が誰でも振舞いを変えない

Jacques Henri Lartigue: hydroglider / dou_ble_you

記事を読む

「スポーツと武術」から仕事を考える

Top-level Marine instructors use martial arts wor

記事を読む

フィードバックの伝え方

■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■  仕事のプロのためのコーチング技術

記事を読む

no image

なぜコーチを雇う?

■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・ The Open-minded Life l

記事を読む

『原点』を見失った人へ

■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・  仕事のプロのためのコーチング技術 MINI

記事を読む

自分のコーチング力を知る(その3)

■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■  仕事のプロのためのコーチング技術

記事を読む

「習慣化コーチング」と「リフレクション・コーチング」

■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・   The Open-minded Life

記事を読む

チームビルディング関係の情報

チームビルディング関係で集めた情報をここに置く。 「チームの成長

設問「どうやって仕事を覚えましたか?」

Facebookの新しいグループで下記の問いがありました。 設問「ど

Happy Holidays!

新月があり、冬至があり、クリスマスがあり、正月があり。 これまでを見

1on1ミーティングは、コーチングのこと

「ヤフーの人材育成「1on1」の舞台裏」http://diamond.

ブレーキを踏みながら走るよりも、アクセル全開で走り続ける

居酒屋業界初の「おすそ分けシステム」誕生秘話http://portal

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP ↑