あなたにとって、リスクは何ですか？（続）

公開日： 2011/08/19 : プロが使うコーチングMINI

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　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2011/08/19
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　「コンサルタント（Consultant for you）」の若狭喜弘「Yoshi（よし）」
です。
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　前回、
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　昨日、お話をしていた方から、このような質問を受けました。
　　　「あなたにとって、リスクは何ですか？」
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　から話をはじめました。
　『リスクをすべて自己責任で行動する人』の話でした。
　今回は、論点の２つ目です。
　実は、その質問をされたのは、保険屋さんでした。
　ということはつまり、
　　　　「リスク・マネジメント」
　の話でした。
　あとでよくよく考えまして、上記の質問を答えやすいように、分解しまし
た。
　　　Q1：あなたが、何がなんでも守りたいものは何ですか？
　　　Q2：そのために、不安に思っていることは何ですか？
　　　Q3：その保障を今から準備できるとしたら、どのようなものが欲しい
　　　　　ですか？
　いかがでしょうか？
　セールス・トークの文例にもなりますね。
　この稿は、「仕事のプロのためのコーチング技術」の一編です。
　私（Yoshi：よし）がお伝えしたいのはそのようなことではなく、
　　　　「リスク・マネジメントをこの視点で整理する」
　ことの提案です。
　もちろん、視点は人それぞれ違いますから、関係する全員でリスクの洗い
出しをしたほうがいいでしょう。
　　　　・何が出てくるか？
　　　　・何に対して実施すべきか？
　　　　・何を優先すべきか？
　　　　・どのような準備をしておくか？
　　　　・誰が準備するか？
　面白いくらい多様な意見が出るでしょうし、
　面白いくらいに大事なことは１点に絞られることでしょう。
　そして、Facebookでいただいたアイディアを付け加えると、
　（ https://www.facebook.com/#!/wakasa.yoshihiro/posts/270826199597895 ）
　　　　・準備しきれないものがあるときどうするか？
　　　　・想定していないものがリスクだったときどうするか？
　　　　・リスクと合わせ技で欲しいものがやってきたときにどうするか？
　　　　・リスクの影に欲しいものがありそうなときは？
　　　　・その判断の時間が一瞬しかない場合は？
　スリリングで、とてもワクワクしますね。
　そう。
　都合の悪い将来を予想して、そんな可能性を恐れてビクビクするだけでな
く、結果も含めて引き受ける覚悟をもって「リスクを楽しむ」のもありでしょ
う。
　一度、職場で上記質問について話し合ってはいかがでしょうか？
　　　　論理的に決めればよいというわけではなく、
　　　　「なんとなく」決めては対処しきれず、
　　　　漠然と不安を持っていて良いという訳では絶対無く、
　　　　できる対策は粛々と準備し、
　　　　気づいていないリスクと出会う覚悟と
　　　　すべてを引き受ける覚悟をもって前へ進む。
　いかがですか？
［ほんとの余談］
　この話の流れでこのようなことを書いちゃいけないのだけれど。
　私（Yoshi：よし）は、
　責任を意識して、最大限の準備をしたならば、
　　　「塞翁が馬」
　　　「ケ・セラ・セラ」
　だと思っています。
　それくらい手放した方が、結果的に良いものが得られるでしょう。
　「良い」は、「面白い」「ワクワクする」「想定以上」などと置き換えて
いただいても結構です。
　　　「すべてを引き受ける心」
　　　「楽しむ心」
　　　「自分で選択する権利」
　　　「自由」
　　　「自分らしく生きる」
　これらを捨てなければならないとしたら、それは『極めて大きなリスク』
です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭喜弘（Yoshi）
※『がんばろう日本三方よしプログラム（ http://p.tl/8J5q ）』
　私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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