社会人は、相手の「感情に沿った」コミュニケーションを
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et cetera
に書き足りなかったこと。
社会人のコミュニケーションとして必要なことは、
・相手が求めていることを提供する。
・相手が大切にしている価値観を知って、それに合わせる。
・相手の感情が動かされるものを知って、それに応じたことをする。
すべて、結局は「感情に沿う」。
これらは、
コミュニケーションされる立場からすると、当たり前のこと。
けれど、
面倒くさかったり、
よくわからなかったり、
短時間でパッパッとやりたかったり、
自分の欲しい結果にしか興味がなかったりすると、
「まあ、いいよな」と、
無視してしまう。
そして、相手から
「まあ、あいつは優先順位が低いな」
と判断されてしまう。
それはとてももったいない。
~~~~~~~~~
まずは相手を知ること。
コーチングはそのためのよい手段になる。
僕も最近やっと気づいたのだけれど、
「コーチングは、
完全オーダーメイドではなく、
セミオーダーメイド。
なので、相手を知るためにコーチングを使うと、
極めて短時間で目的を達成できる」
とわかりました。
レッテル貼りはいけないけれど、
相手のことを一から理解するのは大変。
本当の姿を見せてくれているならまだしも、
装っていたり、
嘘をついていたりする。
本当に理解できる程度、
例えば3か月も毎日一緒に過ごすことなんてできない。
コーチングを学ぶと、
少なくとも、自分が知らないタイプがあることを知ることができる。
そして、理解していないタイプがあることを知ることができるし、
それらの人は、怖がる必要はないとわかるし、
どのタイプにも、相手が受け入れやすいコミュニケーション法の基本があることを知ることができる。
これだけでも、
真っ暗闇の中で
わずかな光で、
手触りで、
相手の輪郭だけを知るよりも、
はるかに多くの情報を得られる。
本当に短時間で相手を、
一応コミュニケーションをとれる最低限のレベルで理解することができる。
「セミオーダー」と書いたのは、さらにその先があるから。
その上で、
その人の個性、
強み、弱み、特性、特徴、過去、未来、
などを知って形作っていけば、
もっとリアルな相手を知ることができる。
それを知った上のコミュニケーションが、
「感情に沿ったコミュニケーション」
その時、相手だけを裸にすることはできず、
自分も裸になるしかない。
「自分が見たくない自分を知る」
これも、「裸になる」こと。
「裸になって一緒に風呂に入る」
だけでなく、
「裸になって、武器を持たずにハンデをつけて取っ組み合いをする」
のも
「裸になる」こと。
これが怖いから普通はできないんだけどね。
コーチングを学んだら、少しはできるようになれる。
「相手の感情も大切にする。
そのために、自分の感情も大切にする」
これが社会人のコミュニケーション。
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