【No. 29】セカンド・スタートってこういうこと

公開日： 2011/01/19 : 「お宝」発掘(旧)

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　「お宝」社員は会社を変える【第 29 号】　2011/01/19
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　「自分らしく１００％表現」の若狭喜弘「Yoshi（よし）」です。
　『「お宝」社員は会社を変える』をいつもお読みいただきまして、あ
りがとうございます。
　コミュニケーションや心理学を学んできたコーチである若狭が、職場
で部下や同僚の方に本来の能力を発揮していただくために「あなたがで
きること」のヒントをお伝えしていきます。
《セカンド・スタートってこういうこと》
　セカンド・スタートを意識する人は、
　　　組織の中で、日常の中でがんばってきた人。
　　　たくさんのことを学んできた人。
　それは、たくさんのことを学び、体験する中で、
　自分の中の方位磁石の針の方向とのズレを発見したから。
　例えば、分度器で１度の違いは１ｍｍの長さの線では、鉛筆やペンの太さ
に隠れるくらいの誤差程度です。
　それが、１ｃｍ、１ｍ、１ｋｍと距離を伸ばしていくにつれて、１度の違
いがはっきりしてきます。
　ただし、答えは外にはありません。
　自分の方位磁石の針がどこを向いているかわからない人でも、「ズレ」を
感じることはできます。
　その感覚を大切にしていただきたいのです。
　もちろん、「そんなことわからないけれど、これで行くんだ！」と決めて
いる人（＝コミットメントしている人）もいらっしゃいます。
　「決めている」ということは、『針の方向と一致している』のです。
　（「決める」にもいろいろあることはご存知ですね？）
　「ズレ」を感じている人は、「混沌とした感じ」「モヤモヤした感じ」を
持たれているでしょう。
　それがタイミングです。
　何かを生み出そうと、頭の中が精一杯働いているだけです。
　「良くないこと」と思わずに、
　「早く結論を出さなきゃ」とあせらずに、
　そっとその様子を観察し続けてください。
　ベストのタイミングで、答えはやってきます。
　そして、その答えを無視せず、そのまま受け入れてください。
　その内容を受け入れることと、その内容そのまま、即座に行動することと
は違います。
　まずは受け入れてください。
　もし、答えを早く欲しいなら。
　その速度を速める方法があるとしたら。
　もしかしたら、このような方法が効果あるかもしれません。
　　　・静かに瞑想する。
　　　・「問い」を確認する。
　　　・脳が活性化する運動をする。
　　　・きれいな、まとまった言葉になっていなくても良いので、頭に思い
　　　　浮かんだ言葉を口に出す。
　３番目の運動の一例が、「ブレインジム」です。
　４番目の口に出す機会が、「（コーチング）セッション」であり、「対話
の場」です。
　そこから、改めて今やっていることを掴み直す（＝今の仕事に心から向き
合う、など）こともあるでしょうし、
　新たな道に踏み出すことになるかもしれません。
　それは、
　「転職する」ということではなく、全く同じ仕事であっても、自分の才能
を活かした仕事の進め方もあります。
　もしかすると、「すべき仕事」をきっちりと守った上で、社外とのネット
ワークを広げることかもしれません。
　「セカンド・スタート」とは一度きりのことではなく、
　自分の心に「問い」を持ち続けていたら、何度もスタートできます。
　「問い」として例えば、
　　　『この仕事に、自分の才能を発揮するにはどのようにすればよりフィッ
　　　　トするだろうか？』
　があります。
　「セカンド・スタート」とは、
　今の状況を事実として受け入れ、「問い」を持ち続け、その中で感じるこ
とを大切にして行動を起こす人のものです。
　「セカンド・スタート」は、
　輪郭のくっきりしたものへ向かってのスタートになります。
　スタートする「今」「ここ」にいるあなたの輪郭も、くっきりとします。
　あなたの「問い」を持ちましょう？
　そして、あなたのモヤモヤから生み出される言葉を語る相手を持ちま
しょう。
※おそらく「セカンド・スタート」がピンと来ないであろう方として、
　これまでの人生経験の中で、大きく２分されるタイプの人と出会ってきま
した。
　　　「成長意欲が高い人」
　　　「変化しなくても何とかなると思っている人」
　前者の人。とてもエネルギッシュです。
　ただし、中には「現状を否定」しているので、「成長意欲がある」と見え
る人もいます。
　後者の人。安定をとても求めます。
　安定とは本来、「自然成長し続けること」が含まれています。
　でも、それさえも「変化だから拒否」していませんか？
　さらに、「自分の人生を自分で生きて」いますか？
　他人に決断と条件整備を任せた人生は、まっとうすることはできません。
　でも中には、以下のような方がいらっしゃるかもしれません。
　「人生の目的が、周りの人からの愛情を受け続けること」
　それも人生です。
【Question】
１．職場では、どのようなコミュニケーションが行われていますか？
２．あなたがコーチなら、どのように関わりますか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭喜弘（Yoshi）
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《最新情報》
★２月期、３月期新規クライアントを募集中です。
　募集定員は、毎月１５名様までとさせていただいています。（枠を拡大しました）
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★Cafe Third Place（カフェ・サードプレース）のご案内★
　～名刺交換も勉強することも目的としない異業種交流会～
　［第７回］
　・開催日：２０１１年２月２２日（火）
　・時　間：１９：００～２０：３０（←開始時刻を遅らせました）
　・場所：JR草津駅前の喫茶店
　・参加費：１，０００円（飲食費は別途実費をお支払いください。）
　詳細は、http://www.facebook.com/pages/kafesadopureisu/104619209602562
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　日本コーチ協会京都チャプターの例会のご案内
　お申込みは、Webサイト（ http://www.jca-kyoto.jp/）をご覧ください。
●１／２３(日)例会
テーマ　　「コーチング基礎講座」第１回
　　　　　　　「聴く」～相手を知る～
講師　　　京都チャプター副代表　井上泰世氏
□日　時□　2011年1月23日(日)13:30～16:30
□場　所□　ウィングス京都 2階セミナー室Ａ
□参加費□　正会員2,000円　　一般3,000円
□対　象□　コーチングを初めて学ばれる方
　　　　　　コーチングの基本からおさらいしたい方
●２／２７(日)例会
テーマ　　「法律問題解決とコーチングPart２」
　　　　　　　　～意思決定を促すコミュニケーション～
講師　　コーチングを活用して業績を上げ続けている弁護士
　　　　　　　　京都チャプター正会員　　岡田一毅氏
□日　時□　2011年2月27日（日）13：30～16：30
□場　所□　京都市内
□参加費□　正会員2,000円　　一般3,000円
□対　象□　弁護士・社会保険労務士・司法書士
　　　　　　法律関係で仕事をしている方
　　　　　　意思決定を促す立場にいる管理職・経営者
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