「クライアントの決断を促す」
公開日:
:
最終更新日:2012/10/30
プロが使うコーチングMINI
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■
仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2012/10/29
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■
コンサルタント(Consultant for you)の若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
---------------------------------
《PR》気になったら、すぐにお問合せ(090-6660-6532)
★新Webサイト仮オープンしました。
http://core-infinity.sakura.ne.jp/
★コンサルタント(Consultant for you)
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?p=90
★パソコンの【月極めサポート】
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?p=35
---------------------------------
たまには、セミナーに参加して学んだことを書くことにします。
日本コーチ協会 京都チャプターの10月例会が、10月28日にウィングス京都
(京都市)で開催されました。
って、その団体の副代表をしているので、完全な身内のお話です。
ビジネスに直結しているテーマで、ポイントがとてもシンプルなので、お
伝えすることにしました。
今回は、「部下をコーチングする」ではなく、「お客様に選んでいただく
ために」お役立ててください。
※普段は、もっと思索が必要なので、セミナー終了後こんなにすぐには出せ
ません。そうこうしているうちに、時期を逃していることが多々ありまし
て・・・・・。
まとめるのに時間がかかるセミナーは、『長い「問い」を提示された』と
いうことなので、コチラも特に悪いことはありません。
単純に学びの地層としてストックはしているだけではなく、ほかでの研修
などに練りこんで提供しています。
今回のテーマは、
テーマ 「クライアントの決断を促す」 ~ 実践編・専門家編 ~
講師 京都チャプター正会員 岡田 一毅氏
□日 時□ 2012年10月28日(日)13:30~16:30
□場 所□ ウィングス京都 2階 ビデオシアター
□参加費□ 正会員2,000円 一般3,000円
□対 象□ 弁護士・社会保険労務士・税理士の専門職
建築士等の技術専門職、 介護福祉士等の福祉専門職
意思決定を促す立場にいる 現場担当者・管理職・経営者
ここまで出さなくてもいいのですけれど、全体が俯瞰していただくために
記しました。
要は、
「お客様が、あなたのサービスを利用すると決断を促す方法とは?」
というテーマです。
一番納得したのは、実は一番最初の章でした。
「1.弁護士のクライアントとは?」
どんな人がクライアントになるかというと、
・基本的に、どのような問題であっても人は自分で解決をする。
・少なくとも解決しようとする。
・①それでも解決できない時に、専門家である弁護士に相談に来る。
・または、②解決のために自分では動きたくない場合に、代わって
実行してもらうために相談に来る。
だそうです。
私は、弁護士に頼んだことはありませんが、基本的に「どのような問題で
あっても自分で解決しようとする」姿勢を持っています。
弁護士業務も、必ずしも弁護士をつける必要はなく、自分の力でやれるな
らやってもいいのです。
代行するときに、資格が必要になるだけです。
私が自分自身、述べたようなタイプであることはわかっていましたが、改
めて言われると、誰もがそうですよね。
もちろん、無料で専門の敏腕の人が引き受けていただけるのであれば、自
分でやろうとはしないでしょうけれど。
また、問題は、資格を持っている専門家であれば、誰でも同じことはわか
るし、同じことができることです。
これは、資格の有無も関係ありません。
もし私が、資格制度ができていないこんな肩書きを名乗っていたとします。
『栗拾い屋』
「栗拾い」の能力は、確かに高いとします。
栗の発見能力や、虫が入っているかどうかの識別能力、拾い上げる能力、
1回の採集で運べる運搬能力など。
でも、誰だって「栗拾いくらい」できるのです。
専門家の仕事って、もっといえば普段の仕事って、誰だって「○○くらい」
できるのです。
それを依頼してもらう決め手というのが、
①時間、量、技術など、個人の力では達成できない場合に、専門家に
相談に頼む。
業界内で能力差、専門性があるときには能力が高いところ、専門の
ところに頼む。(能力)
②自分でやりたくない場合に、代わって実行してもらうために頼む。
(第三者)
という訳です。
このどちらかの条件に合致したら、『栗拾い屋 若狭』にはお客様からの
依頼が来ます。
----------------------------
私(Yoshi:よし)としては、これだけで十分だったのですが、コーチング
をよくお分かりでなかったり、コミュニケーションが自己流のままの方は、
下記に注意してください。
上記の内容の前提にとても大切なことです。
【コミュニケーション能力】
●話をキャッチボールする能力。
●専門の内容だけにこだわらず、それ以外のテーマも「すべての話を聴き
ますよ」という姿勢。
【相手が結果に納得する聴き方】
●本当の問題、状況を聴く(Ex.「本当にそうしたいのですか?」など)
●「自分で決めた」と思っていただく(Ex.選択肢を提供して待つ。着手ま
でに時間がかかることによって想像される不利益を伝える。)
特に大切なのは、
★その瞬間に適切な情報、適切な量をきちんと精一杯提供する
★待つ
キーワードは、
★決断を促さない
だそうです。
「決断を促す一番の方法は、決断を促さないこと」
論理性では変ですが、納得できる結論です。
もっと庶民的な表現では、
★追いかけない
というのもありました。
全く別の場で聞いた言葉ですが、
「最近のお客さんは、追えば逃げる。
お客さんを肉食動物、あなたを草食動物と思って接しなさい。」
というのもありました。
※このような内容については、機会をみて記事にしていきますね。
ご要望をお聞かせください。
さて、あなたの仕事で、「お客様の決断を促す」のはどんなときでしょうか?
あなたは、明日から、何を変えますか?
----------------------------
そうそう、最後に。
私はどのような面を強化しようと思ったかというと、
『禅の考え方を取り入れて、複雑な人間をそのまま受け入れられるレベ
ルと認められる存在になる』
『社会的評価されやすい “目標達成” ではなく、そのために生まれてき
たといえる今世に果たすべき “目標達成” のリフレクション(見つめ
直す)の場の提供』
でした。
若狭 喜弘(Yoshi)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
■━━━━━━………‥‥・・
メール通信をお届けしています。登録はコチラよりどうぞ。
→ https://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P69060698
11月期、12月期 のコンサルティング(全1回~)、体験セッション、無料オリエンテーションを希望される方も上記よりどうぞ。
関連記事
-
今年3回目の新年の誓いを立てる
■━━━━━………‥‥・・■━━━━━………‥‥・・ 仕事のプロのためのコーチング技術 MINI
-
「働く」とはどういうこと?
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■ 仕事のプロのためのコーチング技術 MINI
-
「教わろう」という人は伸びない
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■ 仕事のプロのためのコーチング技術
-
「夢を叶える」ために その2
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■ 仕事のプロのためのコーチング技術 MIN
-
コーチングで陥りやすい罠-ビジネス編その7-~「聴く」って、俺はよく聞いてるよ~
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■ 「お宝」社員 MINI 2011/02/
-
ファシリテーターは、「内容には責任を持たない」
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■ 仕事のプロのためのコーチング技術 MINI
-
自分にない「ストレングス・ファインダー」の資質をどう理解する?
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■ 仕事のプロのためのコーチング技術 MIN
-
多様性は絶対に大事です
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■ 仕事のプロのためのコーチング技術 MIN
-
売れる試食販売員になるには?
Selling street food / michaelsale[/caption] ■━
PREV :
コーチをつけるのが怖い人
NEXT :
タンザニアへ出張に行くときリュック1個に何を詰めますか?
Comment
特に大切なのは、
★その瞬間に適切な情報、適切な量をきちんと精一杯提供する
★待つ
キーワードは、
★決断を促さない
だそうです。
「決断を促す一番の方法は、決断を促さないこと」
論理性では変ですが、納得できる結論です。
もっと庶民的な表現では、
★追いかけない
ん~~~~! いま、自分が一番必要としていることを教えていただきました。
いつもいつも 師匠ありがとうございます!
それはよかった。
『禅の考え方を取り入れて、複雑な人間をそのまま受け入れられるレベ
ルと認められる存在になる』
『社会的評価されやすい “目標達成” ではなく、そのために生まれてき
たといえる今世に果たすべき “目標達成” のリフレクション(見つめ
直す)の場の提供』
ほんま、よしにあえたん。 わたしってついてる!
幸せです。
ありがとう。
こちらこそ。
聖子さんのような熱心な方がいらっしゃるおかげで、私の存在価値があるのです。