コーチをつけるのが怖い人
公開日:
:
最終更新日:2012/10/07
プロが使うコーチングMINI
※タイプミスを訂正しました。
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仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2012/10/05
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前回、新聞記事を紹介しました。
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●「人を育てる」ことに意欲的か、が大切。
●これは、研修の充実やジョブローテーションがあることを意味していない。
●日常的なコミュニケーションの中で育てる意識があるか、育つ過程を本人
とともに振り返る仕組みがあるかが重要。
●「朝夜メール」
・毎朝、1日の行動予定を組み立てる。
・その日に学びたいことも記す。
・それをチーム全員で共有する。
・上司や教育係は、できるだけ部下や後輩の朝メールに返信し、助言す
る。
・終業時には、その日の仕事内容や進め方を振り返り、気づきをメール
で共有する。
●面談を積極的に実施する。
(育てる意欲にも注目, ワーク・ライフバランス社長 小室 淑恵さん
朝日新聞 夕刊 2012年10月18日付 3面 「親★カツ セミ
ナー」より引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
人を育てるのに、
「コーチ、上司、先輩は役に立ちますよ。その習慣化が大事です。」
と記しました。
その際、こんなことを思われた方がいらっしゃるかもしれません。
『そんなこと一人でもできるじゃないか!』
という意見です。
『部下や後輩には、上司や先輩は役立つけれども、私は一人で大丈夫』
という人もいます。
私からすると、全然効果をわかってないじゃないか、という話でもありま
すが、そういう人は、
・目標の達成度
・目標、行動の選択肢の数
・目標以外の獲得内容
・充実感
・達成までのスピード
を思い出してください。
一人しかいなければ、一人でやるしかないですが、どうしてもレベルが落
ちます。
そして、「人に話せない」という人の胸の内にあるのは、
「周りがすべてライバル」
でしょうか。
そうしたら、
・目標達成まで情報を漏らすことができない緊張感がある。
・達成時も、スピードと内容で常に他社を比較される。
・戦いのためには、一つ終わったら、すぐに別のことを始めなけれ
ばならない。
「これが幸せだ」という方がいらっしゃることは重々承知しています。
が、本当にそれで幸せですか?
それが本当に仕事というものですか?
自分の事しか見えていないのではないですか?
あなたはそのために生まれてきたのですか?
そうですね。
戦い続けるのが好きな方はいらっしゃいます。
でも、それ以外の理由の人も混じっています。
そういう意味だけで、話せないのではないですね。
単なる「自己防御」ですよね。
・自分が否定されること
・結果を出せていないことを知られること
それを防御しているのですね。
そんな防御は、「目標達成の邪魔」ということぐらい十分ご存知のはずな
のに。
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私(Yoshi:よし)がお伝えしていることは、
『コーチ、もしくは上司、先輩があなたの領域を広げる』
ということです。
コンピュータのことがわかる方には、
『あなたのCPUとメモリを拡張するために、コーチ、もしくは上司、
先輩を利用する』
「CPU」はまさに頭脳ですし、「メモリ」は作業領域です。
発想の広がりといってもいいかもしれません。
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「何を教えてくれる?」
という方もいらっしゃいます。
「だからこそ、人に教えてもらうことはない」
という方もいらっしゃいます。
基本的に、コーチはフィードバック役なんですよ。
教えることはありません。
選択肢を増やすための提案はします。
基本的にフィードバックで、コーチは目標を知って、その基準から今の
状態がどれくらいずれているかお伝えするだけです。
中には、「功成り名を遂げた人の話しか聞かない」
という方もいらっしゃいます。
でも、
「名選手は必ずしも、名監督、名コーチならず」
という格言もあります。
これを知っていても、「名選手」の言葉なら受け入れるという方は多いで
す。
結局、フィードバックを受け取るのが怖いだけなんですね。
「名選手」と話したのであれば、結果責任も「名選手」に預けられますし。
コーチは教えません。話しを引き出し、フィードバックするだけです。
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もう一つの誤解は、『私は私のすべてがわかっていて、そのすべての能力、
力を使っている』です。
怖いから、その領域から出てこれないのですよね。
コーチ、もしくは上司、先輩を利用することで、その枠自体も広げること
ができます。
本来、人は無限で、もっと何でもできるのです。
それは自分がこれまで経験してきたことではないから『怖い』のです。
はるか小さいころは、無邪気に「できる」と信じていたはずですが。
コーチングや上司、先輩と話すことは、このことを思い出すいい機会にな
ります。
もちろん、話している時だけではなく、その場で決めて日常生活で実践し
ている時に。
「人を育てる」とはこういうことです。
あなたは育てていますか?育てられていますか?
または、自分を育てる環境をつくっていますか?
いくつになっても、どのような立場になっても、ともに必要です。
企業の定年を超え、また、企業の経営者になったとしてもです。
一度そんな視点で振り返ってみてください。
若狭 喜弘(Yoshi)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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