「目標」のためではなく、ただ「鍛錬」する人は『もののふ』
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プロが使うコーチングMINI
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仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2013/07/14
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生きる『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
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生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)です。
「武田鉄矢・今朝の三枚おろし http://www.joqr.co.jp/takeda_pod/index.xml 」
この番組の過去の放送の録音を聴いていましたら、このような話がありま
した。
「日本人は、目標を持って努力しない。目標なく努力するのを例えば武士
道と言って尊ぶ」。
これは「戦のために素振りする者」よりも、「鍛錬のために素振りする者」
に敬意を持つ。
「武士(もののふ)だねえ」と。
試合に勝つとか、優勝するとか、
どのような言葉を尽くしても、エゴでしかありません。
もちろん、聞いたことがあるセリフでは、
「日本の方に元気を届けたい。私たちの姿を見て元気になっていた
だけるなら、そのためにも優勝しよう」
「入院している、○○さんのためにも、ホームランを、勝ちを届け
る」
とか。
でも、
これらは勝負の場面での心の持ち方であって、
「目標設定」「努力」の場面での話ではありません。
最初から、「試合に勝つ」「優勝する」を目的に努力することを、それは
「武士道ではない」といっています。
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私の文章をよくお読みの方はお気づきでしょうが、
「目標設定」
「目標達成」
について、どのようにお伝えしたら、私の感覚に矛盾なく、あなたの得た
いものが得られると伝わるのか、最近も様々な切り口で書いています。
その答えの一つは、これかもしれない、と感じているのです。
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例えば、
『売上アップのために』
と考えると、妥当そうなものを、会社で割り当てられて、また自分で考え
て、「仕事だから」とこなすことになります。
もちろん、それで売上アップになることもあるでしょう。
「下手なことを考えずにまずやってみる」
というのも大切ですから。
それが自信になり、将来の行動の選択肢の一つになるのであれば、それは
良い経験だったと言えます。
しかし、そんな新入社員レベルのような話ばかりではありません。
私はお伝えしていますし、ほかの方も同じことを話されています。
「過去の体験を参考にしたくても、参考にならない場面がたくさん
ある。
今の私たちは、目標も行動やコミュニケーションを続ける中で、
創造的に作り上げなければならない」
と。
このような時に、固定的な「目標」がどの程度役に立つか、です。
割合はわかりませんが、「目標」が得意な人と、そうでない人がいるので
す。
「目標」が得意な人は、今まで通り実践すればいいのです。
でも、
目標が得意でない人は、自分の人生、時間、身体を、目標を掲げた人のた
めに捧げるのです。
もちろん、「自分で目標を決めたようなポーズ」は取りますが、あくまで
「ポーズ」です。
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そんな人に何を勧めたらいいかというと、
「精進」
「鍛錬」
です。
「昨日より今日、今日より明日、成長するために」
という言い方があります。
一方では、
「自分にとって必要と感じることを鍛錬する」
「好きなこと、得意なことに自ら取り組む」
この2つは、同じことです。
このような言い方もあります。
「成長欲」は、「目標意識」とつながっている感覚の人もいそうですが、
純粋に「鍛錬」する意識の人もいますね。
「目標達成」のために生きる人生に違和感を感じる方は、
「精進」「鍛錬」
という視点で、「自分がやりたいこと」を探してはいかがでしょうか?
今の私(Yoshi:よし)のテーマは、「子ども時代の成長、必要なこと」
「五感力」「考えるという事」「資質の活かし方」などです。
以上、これまで書いてきたことと少し違った視点からの提案でした。
若狭 喜弘(Yoshi)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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Comment
私の周りには精進したい人がたくさん。目標や結果にそんなに価値をおいてない人が多いんですよ。だからコーチング学び始めは大変でした。最初から型にはまらないクライアントさんばかりで…(笑)
それは素敵なことですね。
僕のところにも、「鍛錬」型の人が多い気がします。
個人的に、「精進したい」人にもっともっとコーチングを役立ててほしいですね。
もちろん、「目標型」の人にご指名いただいてもお役に立てていただけます。(ちょっと宣伝モード)