*

「意識は、共同性は排他性へと変質する。」

公開日: : 最終更新日:2017/02/22 et cetera

> そこに所属しているという意識から、そこを自分が所有しているという意識に変わったとき、共同性は排他性へと変質する。
> 星野智幸
 (折々のことば 選・鷲田清一)

「共同性から排他性へ」という話はわかる。
でも、むずかしい話。
「所属」には、
「偶然席に座らせてもらった」から、
「いつ居てもいい」
「自分の定位置がある」
「主宰者と仲が良い」
「運営の一端を担っている」
「自分が居ないと動かない」
「運営を決定し、実際に運営する一人である」
までなだらかに変わる。

いつまでも「お客様」の意識でいては仕方ないし、
「運営するメンバー」の自覚がないと、責任は引き受けられないし、所属している意味はない。

個人も、組織も、時とともに変わるものだから
個人の暴走を止めるのには十分注意がいる。
(主宰者が決めなければ、だれがどのように判断するか、誰にもわからない)

だとすると、
「共同性から排他性へ」
は、人間の生理として仕方ないことだろうか?

多様性を高めていくことは組織に絶対必要なことと言っていい。
だから、
組織が続き、人が増える際に、
組織の目標と手段は、メンバー間でことばの誤解をなくしつつ共有することが、解決策となるだろうか?

Follow me!

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

DIMEに取材協力「なぜうまく発言できないのか?会議で評価が上がる発言をするコツ」

DIMEに、取材いただいた記事が掲載されました。 「なぜうまく発言できないのか?会議で評価が上

記事を読む

no image

NORADサンタ2011

Merry Xmas! NORADのサンタ追跡プロジェクト http://www.noradsant

記事を読む

「代案は?」と聞かれて・・・・

「代案なしの反対」に存在価値はあるか。http://blog.tinect.jp/?p=25839

記事を読む

「内からのメッセージ」と「自分ってどんな人?」

 最近、このようなメッセージをお伝えしています。  ふと気づいたこと、意識で思考して出てきたの

記事を読む

no image

企業支援セミナー「報連相~指示待ち型から提案型~」(企業年金研究会)の参考サイト

 以下は、2012年1月19日企業支援セミナー「報連相~指示待ち型から提案型~」(企業年金研究会)の

記事を読む

no image

「人間力」のこと

 石井ゆかりさんの占いサイトに素敵な言葉がありました。 ----------------------

記事を読む

「承認」の仕方を、ロボット教室に学ぶ

 ロボット教室でのある生徒との会話。  かなり作るのに苦労するロボットを前にして。  もう少

記事を読む

「木のクセを読む、木の育った方位に使う」

> 力は釣り合いが崩れると、弱い所へ弱い所へと集中しますからな。 > 西岡常一  (折々のことば

記事を読む

書籍「ナースのためのセルフコーチング」

ナースのためのセルフコーチング 鱸 伸子, 柳澤 厚生http://astore.amazon.co

記事を読む

「すぐに結果が出ないものに対して魅力を感じにくい」という脳の特徴がある人へ

『シリーズ:もっと知りたい「大人のADHD」 大人のADHDと「報酬遅延勾配」の話http://ww

記事を読む

チームビルディング関係の情報

チームビルディング関係で集めた情報をここに置く。 「チームの成長

設問「どうやって仕事を覚えましたか?」

Facebookの新しいグループで下記の問いがありました。 設問「ど

Happy Holidays!

新月があり、冬至があり、クリスマスがあり、正月があり。 これまでを見

1on1ミーティングは、コーチングのこと

「ヤフーの人材育成「1on1」の舞台裏」http://diamond.

ブレーキを踏みながら走るよりも、アクセル全開で走り続ける

居酒屋業界初の「おすそ分けシステム」誕生秘話http://portal

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP
PAGE TOP ↑