「意識は、共同性は排他性へと変質する。」
公開日:
:
最終更新日:2017/02/22
et cetera
> そこに所属しているという意識から、そこを自分が所有しているという意識に変わったとき、共同性は排他性へと変質する。
> 星野智幸
(折々のことば 選・鷲田清一)
「共同性から排他性へ」という話はわかる。
でも、むずかしい話。
「所属」には、
「偶然席に座らせてもらった」から、
「いつ居てもいい」
「自分の定位置がある」
「主宰者と仲が良い」
「運営の一端を担っている」
「自分が居ないと動かない」
「運営を決定し、実際に運営する一人である」
までなだらかに変わる。
いつまでも「お客様」の意識でいては仕方ないし、
「運営するメンバー」の自覚がないと、責任は引き受けられないし、所属している意味はない。
個人も、組織も、時とともに変わるものだから
個人の暴走を止めるのには十分注意がいる。
(主宰者が決めなければ、だれがどのように判断するか、誰にもわからない)
だとすると、
「共同性から排他性へ」
は、人間の生理として仕方ないことだろうか?
多様性を高めていくことは組織に絶対必要なことと言っていい。
だから、
組織が続き、人が増える際に、
組織の目標と手段は、メンバー間でことばの誤解をなくしつつ共有することが、解決策となるだろうか?
関連記事
-
-
コーチングは、「繊細に相手の変化をキャッチする」
京都チャプター7月例会「部下のヤル気を上げるコーチング」の講師をしてきました。 公式の報告
-
-
僕には「ストレス」は少ないけれど「課題」はいっぱいある。
9/25 組織活性化コーチング「コーチングでストレスマネジメント1入門編」http://jca-ky
-
-
社会生物本能の4タイプ
Flying Type / jennifermarquez[/caption] コミュニケ
-
-
「ストレートに意見を言う」 「人の心に土足で入らない」
> ストレートに意見を言ってきますが、人の心に土足で入るようなことはしない。スリッパを履いて入ってく
-
-
「それってどうなの?」
> 「これってこうだよ」ではなく「それってどうなの?」って訊(き)いてくれるから > ある高校生
-
-
[Webサイト]バカ褒めキーワード10
ほめ言葉の探し方。 こんなサイトがありました。 『バカ褒めキーワード10(藤原浩一)
-
-
「木のクセを読む、木の育った方位に使う」
> 力は釣り合いが崩れると、弱い所へ弱い所へと集中しますからな。 > 西岡常一 (折々のことば
-
-
『なりわいを育てる』
『なりわい育てる』 心の悩みは、お近くのカウンセラーへ。 きっと良い解決法が見つかり
-
-
「平等に」扱い、本当の成果を得させるコーチ
「あなたは勉強が足りない」 ((一語一会)作家・大野更紗さん 大学院の指導教授、稲葉振一郎さんから
-
-
本日(5/8)、「スタンフォード白熱教室」放送
本日(5/8)に、NHK教育放送にて、 『スタンフォード白熱教室 (NHK教育放送)


