コーチングで陥りやすい罠－ビジネス編その１６－～こんなことが目標なら、い

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　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2011/04/20
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　「あなたのセカンド・コーチ（次の成長のためのコーチ）」の 若狭
喜弘「Yoshi（よし）」です。
　『コーチングで陥りやすい罠』シリーズです。
　今日は、隔週発行の『仕事のプロのためのコーチング技術』の発行日です
が、そちらはお休みしまして、このシリーズをしばらく書いていきます。
『ビジネス編　その１６～こんなことが目標なら、いつも持ってるぞ～』
　前回、下記の「問い」を立てました。
　　　　『目標とは何でしょうか？』
　別の言い方をすると、
　　　　『目標設定は、どのような目的のためにするのでしょうか？』
　あるいは、
　　　　『なぜ目標を設定すると、コーチングの場で効果があるのでしょう
　　　　　か？』
　さらに、目標には
　　　　●願望実現系の目標
　　　　●課題解決系の目標
　の種類がありそうだ、という話も出てきました。
　前回の稿を書き終わって、「厄介なテーマを始めちゃったな」と感じまし
た。
　誰に聞いても「目標設定は大事だ」と答えるでしょう。
　だからこそ、人それぞれの捉え方が幅広くて、きちんと理解していただく
ために理詰めで説明する方向に進みそうになります。
　でもそうしたら、読んでいて面白くない。
　それに、理詰めはわかった気になるけれど、実際には使えません。
　書いている私（Yoshi：よし）も、説明し尽くしたような気になっちゃいま
す。
　そうだ。
　『コーチングで陥りやすい罠』シリーズでしたね。
　この視点で、整理することにしましょう。
　今回は、この仮説から出発しましょう。
　　　『コーチングは、話し手がセルフ・コーチングできるようになるトレー
　　　　ニングの時間である』
　要は、
　　　『コーチングの目的は、セルフ・コーチングできること』
　ということですね。
　どれだけ悟った聖人といわれる人でも、課題や問題はやってきます。
　例えば、
　　　「企業の製品開発部にいる人は、乗り越えなきゃいけない課題が常に
　　　　現れます。」
　それらを解決するための、『適切な「問い」』を持てるようにすることが、
「セルフ・コーチングできること」と言っていいでしょう。
　もう少し具体的な例を挙げると、
　　　「松下幸之助さんは、毎晩枕元にノートを置いて寝ました。
　　　　そして、解決しなくてはならない技術的な課題を決め、眠りに入り
　　　　ました。」
　という伝説を伺っています。
　そして、「朝起きたとき、記憶に残っているものをノートに書き取った」
と言われています。
　ここで大切なことは何でしょうか？
　「目標設定」の話をしながら、「セルフ・コーチング」「課題」「問い」
といった言葉が出てきて面食らわれたかもしれません。
　実は、
　　　　「適切な課題設定」とは、「適切な目標設定」である。
　ということなんですね。
　では改めて。
　　　　「適切な課題設定」で大切なことは何でしょうか？
　「問い」をプレゼントして、今回はここで終わります。
　考えるというよりも、過去の体験を思い出していただいたほうがいいと思
いますよ。
　では、次回をお楽しみに。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）
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