街づくりも、会社運営も、メンバーが「自分事」と思う手段としてのファシリテーション
公開日:
:
et cetera
現在、第4部「せかいのかみやま」まで進んでいます。
(記事検索サイトでは、Web掲載は紙面になって3,4日遅れのようです)
昨日、今日のコラムでは、
自治体主催の議論の場なのに、「有識者会議」とせず、
「各種団体役員」も入れず、
40歳以下の役場職員、地元在住者、移住者をまぜこぜにしたワーキンググループ(WG)でディスカッションをする様子が描かれていました。
WGメンバーの「自分事」にさせる問題の示し方もありました。
思うと、
今までの役所での取り組みは、
「成功自治体の成功事例」を学ぶことが多かったようです。
結果だけマネしても、
方法を形だけマネしても、
結局自分たちの町には役立ちません。
自分事にさせる「問い」を設定して、
全員から意見や行動を引き出すファシリテーター
の力は大きいと思いました。
ただし、力のあるファシリテーターが一人いればいいのではなく、
ファシリテーターグループが大事だし、
話し合ったことを拒否したり、ジャッジしたりせず、
受け入れる役所や地域の人たちの前向きさも大事です。
それさえあれば、どこででもできて、
自治体の数だけ多様な結果が出てきます。
もしかしたら、会社運営でも同じかも。
関連記事
-
社会人は、相手の「感情に沿った」コミュニケーションを
社会で生きるための「コミュニケーション力」は「コーチングの心」がベースになるhttp://pro.c
-
勤務日自由、好きな作業だけでよいという会社
ある工場の取り組みがあります。 [武藤北斗からの返答] togetter「好きな日に連絡なしで
-
格付けと、空中浮遊、千里眼、壁抜けの能力
格付けの前提になるのは規格化です。「ほかの条件をすべて同じにする」ことなしに客観的な格付けはでき
-
「主体性」についてあれや、これや
日本コーチ協会 京都チャプター 7周年記念セミナー 日 時:11月27日(日) 10:00~
-
アイスブレイクが一杯詰まったサイト紹介
私(Yoshi:よし)のBlog(FC2:http://hito10ikimono.blog117
-
「木のクセを読む、木の育った方位に使う」
> 力は釣り合いが崩れると、弱い所へ弱い所へと集中しますからな。 > 西岡常一 (折々のことば
-
本日(5/8)、「スタンフォード白熱教室」放送
本日(5/8)に、NHK教育放送にて、 『スタンフォード白熱教室 (NHK教育放送)
-
信じるのだ、自分たちを
七夜物語(ななよものがたり)より 「これから先、とても困難な道だろう。けれど、信じるのだ、こどもたち
-
人は、「プロとして必要とされること」が必要です。
被災地だけではないですが、仕事は大切です。 (耕論)被災地に仕事を 佐藤正克さん、高津玉枝さん
-
「平等に」扱い、本当の成果を得させるコーチ
「あなたは勉強が足りない」 ((一語一会)作家・大野更紗さん 大学院の指導教授、稲葉振一郎さんから
PREV :
沈黙を使う
NEXT :
社会で生きるための「コミュニケーション力」は「コーチングの心」がベースになる