価値判断したな、と気付く

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　「お宝」社員 MINI　2010/09/07
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　「自分らしく１００％表現」の 若狭 喜弘「Yoshi（よし）」です。
　「価値」とか「価値観」とか「価値判断」とか、どのようなものと感
じられていますか？
　「何となくいいもの」
　「自分の軸」
　と、プラス面でとらえられていることでしょう。
　もちろん、他人に自分の大切な考え方を預けることはできませんし、
まして、他人に判断してもらうなんて、めっそうもありません。
　という意味で、
　　　・自分自身が大切にしているもの
　　　・判断基準
　をしっかり持つことが必要です。
　その上で、
　私（Yoshi：よし）は、「価値判断を一旦手放しませんか？」とお誘い
します。
　この考え方は、ＮＬＰトレーナーの山崎啓支さんから知りました。
　仏教でも、自分の価値にこだわることを「苦」と述べています。
　このことを知り、日常生活を過ごす中で、
　　　　『価値判断は、苦しみの源泉である。』
　とあらためて感じるようになりました。
　　　好き／嫌い
　　　正しい／間違っている
　　　持っている／持っていない
　　　知っている／知らない
　　　勝ち／負け（勝ち組／負け組）
　　　金持ち／貧乏　　　　　など
　これらの考えは、生きる原動力になります。
　「なにくそ！」と思う中で、下克上する力になります。
　しかし、
　　　　何かを持つことが幸せなのでしょうか？
　　　　そのゴールの先にあるものは何でしょうか？
　結局は対立しかないし、他人に対する優位感を「幸せ」と勘違いして
いるだけではないでしょうか？
　今年の年賀状に、
　　「２０１０年は、漢字で『共』、わかちあい をテーマに創っていき
　　　ます。」
　と書きました。「わかちあい」は、時任悟さんからいただいた発想で
す。
　　「私は、幸せをわかちあうことが大切である」
　としたら、どうしたら良いのでしょうか？
　もちろん、競争の中で出てくるアイディア、得られる技術や仲間など
はかけがえがありません。
　それとは別の次元で、
　　　　『価値判断を脇に置く』
　ことをお勧めします。
　どうせ、簡単には離れることはできませんし、生きている限り一瞬一
瞬に価値判断しています。
　その一瞬を
　　　「あ、今価値判断したな。」
　と気付くだけで、自分自身を客観的に観察することができます。
　そうすれば、『価値判断を脇に置く』一歩となります。
　別の見方をすると、
　　　「自分の判断として、このように決めた」
　と、自己責任を持ち直すことにも繋がります。
　まずは、自分の価値判断に気付いてみませんか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）
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