サタミの反省会
公開日:
:
プロが使うコーチングMINI
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仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2012/04/07
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コンサルタント(Consultant for you)の若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
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先週の今日、3月31日にKBS京都ラジオで放送していた番組が春の改編で
終わりました。
毎年キンモクセイ(秋)の季節から、サクラ(春)の季節にかけての放送
なので、いつも通りの終わりでした。
その番組名は、
「森脇健二のサタデー・ミーティング(略称:サタミ)
毎週土曜日 18:00~21:10
(秋~春)」
自宅に居るときには、食事中、アイロンをかけながら聞いていました。
仕事をしていない時だけね。
人の声ってそうですが、意識、無意識への刺激となります。
刺激を受けてアイディアが生まれる場合があれば、生まれそうなアイディ
アが次の声で消えてしまうこともあります。
なので、「1人の沈思世界に入り込まない時」のみでした。
今回紹介しようと思ったのは、最終回の反省会の様子です。
お酒を飲んで盛り上がっているだけだったり、過去の放送から記憶に残っ
ている部分を取り上げて責めたりいじったりではありません。
本当は反省会というのは、内輪だけでやるものです。
それを放送してしまうという勇気に喝采でした。
番組としても面白く、過去の出来事が現在にどのようにつながっているか
など、立体的に見えてきました。
何をされていたかというと、「サタミ評論家こと構成作家の柳田さん」か
らのフィードバックです。
開始直後の放送から前回までの時系列を追い、
出演者(芸人さん、ネタ職人の両方)の個人の間の相関関係を追い、
「どこで」
「誰が」
「どのように」
「何を」発言したか
を録音を流しながら、何が問題で、どうなったかを整理されていったので
す。
コワイですね。
芸人さんにとって、
・舞台でお客さんに笑ってもらって受けた、受けないや、
・ラジオやテレビに出て視聴率が上がったり、下がったり、
・インターネット(特に2chなど)で評価されたり
も、こわいことは怖いでしょうが、結局はその一瞬のことで、誰かが責任
を取らされたとしても、
「別の視点ではね。・・・・」
と話せば終わりますので、怖くてもその瞬間を我慢すれば済みます。
それによってギャラなど収入が下がるかもしれませんが。
でも、「サタミ評論家こと構成作家の柳田さん」からのフィードバックは、
本当にコワイです。
逃げられませんから。
「どのように受け止めて」
「どのように行動を変えるか」
「そのために何をするか」
に直面することになります。
それらを、
「すぐに対処する」
「その意見を受け取らない」
「しばらく時間の猶予をもらう」
を決めなければなりません。
だから、コワイのです。
単なる批判や個人攻撃、印象から語ったことだったら、真実がどこにある
かわかりません。だから かわす ことができます。
このフィードバックは、事実に基づいた指摘ですから、冗談ではねのける
ことはできません。
いわば、師匠からの「ダメ出し」と同じでしょう。
フィードバックに向き合うしかありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この文章は、『仕事のプロのためのコーチング技術』です。
芸人さん論議で終わっては意味がありません。
仕事の上で、どのように生かすか?
私(Yoshi:よし)は、類似性がとても見えてきました。
もちろん、
ここまで真摯に、そしてエンターテインメント性、もしくは「見守ってい
るよ。がんばれよ」という暖かさを込めたメッセージでフィードバックをし
ていただきたいのです。
「伝える責任を自覚」し、「伝える役割にコミットする」ことです。
そのためには、タイミング、言葉を選ぶ必要がありますよ。
「事実」「判断・意見」「感情」を分けて自覚し、分けて伝える必要もあ
ります。
また、結論を出して行動し、結果を手に入れるのは相手であることを、く
どいくらいに自覚する必要があります。
そう自覚しないと、「相手を変えよう」と思ってしまいますから。
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そして、大事なことがもう一つ思い浮かびました。
フィードバックをきちんと受け取れる人を育成してください。
それは、育成するためにはあなた自身がフィードバックの受け取り手とし
て、
●上司からも、部下からも、お客様からも、すべての立場からの受
け取り方の見本を見せ続けている。
●フィードバックの受け取り方を教えている。
ことです。
フィードバックの受け取り方の基本は、
●最低限、事実を事実として受け取る。
●どのように生かすか、自分自身で決める。
「人は、フィードバックのみで成長する」は言いすぎでしょうか。
一度、あなたがこれまで行ってきたフィードバックを振り返ってください。
※追伸:
そして、番組自体面白いので、来年の3月末、ぜひお聞きください。
今秋に番組が始まらなかったら、ごめんなさい、ですが。
「森脇健二のサタデー・ミーティング(KBS京都ラジオ)
毎週土曜日 18:00~21:10
(秋~春)」
です。
若狭 喜弘(Yoshi)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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