欽ちゃんの人材育成法
公開日:
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プロが使うコーチングMINI
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仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2013/03/31
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『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
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大人のあなたは、自ら創る。『原点』を一緒に創るコーチの若狭 喜弘
(Yoshi:わかさま)です。
前にどこかで読んで、ずっと気になっていたのでしょうね。
最近思い出したことがあります。
萩本欽一さんこと「欽ちゃん」のお話です。
「欽ちゃんの人材育成法」という話。
記憶に頼ってのことなので、間違いがあったらご指摘ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
欽ちゃんのもとに弟子入りしてきた構成作家志望の若者がいました。
欽ちゃんは、来る日も来る日も麻雀の相手をさせ、タバコなどのつかい走
りに行かせるのみでした
日々若者は、
「こんなことをしたくてここに来たのじゃないのにな」
と思っていました。
こっそり隠れて書こうとしても、見つけられて
「書いちゃダメ」
と叱られる始末。
5年経ったある日、
「はい、今日から君は作家ね。」
と構成作家としての仕事を渡してくれました。
そののち、構成作家になれた若者が欽ちゃんに聞いたところ、
「僕と分野が違うから、教えてあげられることがなかった。
それでも来てくれたのだから、人間を鍛えてあげようと思った。
” 書きたい “と5年も思い続けるエネルギーってすごいじゃない。
そのエネルギーでできる作品はすごいよ。
でも、5年も経って、そろそろと思ったけれど仕事の話がない。
これ以上待たせることはできないから、知り合いのプロデューサーに頼
んで仕事を出してもらおうと持った矢先に話が来たの。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上に記した話の元ネタではありませんし、ストーリーも違うのですが、
放送作家の鶴間政行さん、君塚良一さんの話は、こちらで紹介されていま
した。
「欽ちゃんの若者育成法
http://oguni.blog56.fc2.com/blog-entry-910.html 」
「欽ちゃん流、若手育成法、という記事
http://oguni.blog56.fc2.com/blog-entry-568.html 」
そこでは、このようにまとめてありました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇回り道、大事--頂上に行ける子、成功する子は「損」を我慢できる。
◇皆の前で特別扱い、自信につながる。
◇夢より目標抱け。夢は捨てられないけれど、目標はいつでも捨てられるから。
◇育つ奴が、育つことのできる環境を整えただけだ。
(上記サイトをもとに作成)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これを読むと、
「コーチングは、目標に最短距離でたどり着く方法」
といっていたのでは、見識の浅さを感じてしまいますね。
もっともこの表現は、狭い意味でのコーチングについての話ですが。
コーチングは、
●人には誰でも、実現する力も資格もある。
●人は誰でも、最大限の努力をしている。
●人は誰でも、諦めなければ目標に必ず到達できる。
●人は誰でも、特別な存在である。
という、『人を見る眼(=人間観)』をもって接することから始まります。
その上で、欽ちゃんの言葉を眺めると、共通することを言っているのが見
えてきます。
-------------------------------
「上司」「部下」という関係ではなくても、
「コーチングは人を育てる」
という視点は必ず入ってきます。
もちろん、「部下」が「上司」をコーチングして、「上司」が成長できる
環境を整えるのもコーチングです。
「子」から「親」へもコーチングとしてあります。
力がある、できあがった人が、未熟な人を育てることだけが「人を育てる」
ではありません。
コーチングの本来の思想から言うと、
「対等な立場の者が、互いに引き出し合う。
ただ、その時話す立場の者がクライアント、
聴く立場の者がコーチというにすぎない。
コーチは、クライアントが話しやすい、自分に向き合う、発想を
生み出す環境を整えるのが仕事である。」
です。
このことをわかっている人が、コーチというだけです。
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さて、欽ちゃんの人材育成法の肝、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇回り道、大事--頂上に行ける子、成功する子は「損」を我慢できる。
◇皆の前で特別扱い、自信につながる。
◇夢より目標抱け。夢は捨てられないけれど、目標はいつでも捨てられるから。
◇育つ奴が、育つことのできる環境を整えただけだ。
(上記サイトをもとに作成)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これはすごいですね。
欽ちゃんは、「芸能界」に限って話されている訳ではないでしょう。
どの分野にも共通することでしょう。
「人を育てる」ことは、
「人と同じ程度に、一通りのことをできるようにする」ことではなく、
「その人でないとできないことをできる/周りに知らしめるようにする」
ことですね。
そのために、あなたはどうしますか?
若狭 喜弘(Yoshi)
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私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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