世の中は、目標達成型の人ばかりじゃない

公開日： 2013/06/25 : プロが使うコーチングMINI

■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■
　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2013/06/25
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■

　生きる『原点』を一緒に創るコーチ若狭喜弘（Yoshi：よし）です。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
《PR》気になったら、すぐにお問合せ（090-6660-6532）
★『原点』コーチング（名称を変更しました）
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?p=494
★セミナー、個人ミーティング（コーチング、カウンセリング）、研修
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=190
★コーチ資格のために、ご協力のお願い
　　https://pro.core-infinity.jp/?p=792
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　お久しぶりです。
　生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭　喜弘（Yoshi：わかさま）です。
　すっかりこちらはお休みしていました。
　短い文章は、Facebookに書いていますので、よろしければそちらもご覧く
ださい。
　https://www.facebook.com/Consultant4You

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　さて今回は。
　目標達成型とその他の型のお話です。

　先日、ある事業所の経営者の方とお話していましたとき、こんな話をしま
した。

　若狭　「コーチという立場で言うのもなんですが、
　　　　　目標値と期間を決めて努力するというのは、苦手でやる気が出な
　　　　　いし、自分事と思えないんですよね。」
　経営者「それで？」
　若狭　「 “目標達成型” という、目標ありきの人にはそんなやり方がいい
　　　　　のですが、
　　　　　そうではないタイプの私としては、自分がやりたいことを話して
　　　　　いる時の方が、エネルギーが湧いてきます。」
　経営者「あ、そうか。
　　　　　私が、その “目標達成型” ですか？そのタイプなので、
　　　　　社員も当然のこととして、目標を立てさせ、期限を決めさせ、そ
　　　　　の達成度を測っていました。
　　　　　私はそれでやる気が出るんですが、彼らの反応が薄かったんです
　　　　　よね。
　　　　　なんでだろうか？と思っていました。」

　人には、目標や夢を実現するにも、人によってやり方が違うというお話に
続いていきました。
　このような体験は、あなたにありませんか？

　上手に社員の力を引き出せていないと、
　やる気はあるし、能力もある部下や社員を低く評価してしまっているかも
しれません。

　もったいない。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　書籍の紹介をしておきます。
　「目標達成」という言葉が書かれているもので有名なのは、この辺りです。

　　　さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
　　　By マーカスバッキンガム, ドナルド・O. クリフトン
　　　http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4532149479
　　　

　　　成功するのに目標はいらない!―人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方
　　　By 平本相武
　　　http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4769609469
　　　

　「目標達成型」の人というのは、

　　　・何にでも目標がある
　　　・目標のためなら頑張れる
　　　・目標を達成し続けるのが人生だ
　　　・目標のために、○○をやって、△△を獲得して、というステップを
　　　　苦にしない

　という生き方をしている人です。

　コーチの立場では、とっても楽な人です。
　放っておいても目標に向かっていきます。
　それでも、一定期間経過後の現状を確認するために必要なステップとして、
定期的なコーチングの意味を肌感覚で理解していますから。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　私は、そういうタイプではありません。
　私のタイプの生き方、考え方をお伝えすることで、お役に立てることでしょ
う。
　ただしこれもまた、一つの例としてお受け取りください。
　私も、私以外の人生のことはよくわからないのです。

　あるのは、「目標達成型」の人の考え方を自分にあてはめようとすると出て
しまう「拒絶反応」です。
　ほかの場面の記憶がないので、「目標達成型」と「not目標達成型」がある
としていただいていいでしょう。

　最初にご理解いただきたいのですが、

　　　・仕事上の約束
　　　・仕事上のチームとしての必須目標

　これらについては、必ず守ります。

　違うのは、全体で１年後の目標があったとして、

　　　・１か月の目標に落とし込む。
　　　・１週間の目標に落とし込む。
　　　・１日の目標に落とし込む。
　　　・それらの実現のために欠点を矯正する。

　を受け入れられないのです。

　私は、こんな風に進めます。

　　　・手持ちの情報を整理します。
　　　・そして、さらに情報が必要な分野を決め、情報収集します。
　　　・必要に応じて、情報を寝かせます。
　　　・試行錯誤をしながら、最適な方法を選び出していきます。
　　　・基本は、長所を使うこと。
　　　・同時に、苦手や不得意と思うことにも、一度はチャレンジして、試す。
　　　・期限間際になれば、短期集中の「目標達成型」になる。

　ずっと「目標達成型」で居られないだけなのです。
　たとえ、自分で決めたことであったとしても、

　　　　期限や数値目標があるというだけで
　　　　「自分の人生を生きていない」

　と感じるんですね。
　そして、強制され続けると、

　　　　我慢しながら、壊れるまで働くか、
　　　　『自分の人生を生きます』

　と心身が反応するのです。

　教訓や提言として、何をお伝えしたらいいのかなあ。

　一つ言えることは、

　　　　仕事であれば、
　　　　目標の内容と程度、期限を伝える。
　　　　「それをしっかり守る」という目をしたら、
　　　　細かいチェックをしないで、放し飼いしているつもりで見守る

　としていただけると嬉しいなあ、という、
　かなり個人のキャラクターに特化したお話でした。

　「仕事だ」
　という固いコミットメントさえあれば、
　途中の確認の頻度や内容は、お互いが最適値を相談しながら探し出してい
くしかありません。

　これが、上司が部下に行うコーチングを「オーダーメイド」するというこ
とです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭喜弘（Yoshi）

※『がんばろう日本三方よしプログラム（ http://p.tl/8J5q ）』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
・‥……━━■・‥……━━■
《PR》気になったら、すぐにお問合せ（090-6660-6532）
★私が、コーチとして大切に思っている人
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?p=371
★料金表
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=60
■━━……‥・■━━……‥・

メール通信をお届けしています。登録はコチラよりどうぞ。
→　https://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P69060698
７月期、８月期の個人ミーティング（全１回～）、体験ミーティング、無料オリエンテーションを希望される方も上記よりどうぞ。

Follow me!