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街づくりも、会社運営も、メンバーが「自分事」と思う手段としてのファシリテーション

公開日: : et cetera

神山町の挑戦
(朝日新聞連載コラム より)

現在、第4部「せかいのかみやま」まで進んでいます。
(記事検索サイトでは、Web掲載は紙面になって3,4日遅れのようです)

昨日、今日のコラムでは、
自治体主催の議論の場なのに、「有識者会議」とせず、
「各種団体役員」も入れず、
40歳以下の役場職員、地元在住者、移住者をまぜこぜにしたワーキンググループ(WG)でディスカッションをする様子が描かれていました。

WGメンバーの「自分事」にさせる問題の示し方もありました。

思うと、
今までの役所での取り組みは、
「成功自治体の成功事例」を学ぶことが多かったようです。
結果だけマネしても、
方法を形だけマネしても、
結局自分たちの町には役立ちません。

自分事にさせる「問い」を設定して、
全員から意見や行動を引き出すファシリテーター
の力は大きいと思いました。

ただし、力のあるファシリテーターが一人いればいいのではなく、
ファシリテーターグループが大事だし、
話し合ったことを拒否したり、ジャッジしたりせず、
受け入れる役所や地域の人たちの前向きさも大事です。

それさえあれば、どこででもできて、
自治体の数だけ多様な結果が出てきます。

もしかしたら、会社運営でも同じかも。

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