「観念は生き物であって、鮮度を失わずに俎の上にのせることには・・・・」
公開日:
:
最終更新日:2017/01/08
et cetera
> 観念は生き物であって、鮮度を失わずに俎(まないた)の上にのせることにはある職人的熟練を要する
> 中井久夫
(折々のことば 選・鷲田清一)
ブロガーや新聞記者などニュースを扱う人向きの言葉かと思ったら、
中井さんは精神科医。
コーチやカウンセラーと一緒。
しっかりと「今」を聴くことからはじまる。
スキルとしてこのことを知っているのは大切なんだけれど、
自称「できている」ということもまた多い。
だからって、やり方を教えてもらえるものでもない。
(やり方を教えられてできるのであれば、本を読んだだけでできる)
だから、引用文もそうだし、そのあとの鷲田さんの文章、
> 思考にも場数とそこで磨かれたセンスが要る。
(リンク先より引用)
このような、「場数」を「トレーニング」にする探求心や謙虚さが必要。
きわめて多くの簡単にできない人は、トレーニングを自分で設計する必要がある。
トレーニングとは、
「1年くらいの計画」
「そのセッションの計画」
「注目ポイント」
「どのように評価するか決める」
「終了後に客観的に眺めて自己評価」
を繰り返すこと。
「できなかったこと」を「できていない」と評価するのは簡単。
だから、一歩先を見ることが大切。
関連記事
-
-
自分が他者に対して、その存在のすべてを無条件に受け入れる
このところ「承認」について突き詰めているからかもしれないけれど、 この新聞小説の回も「承認」の話。
-
-
私の常識とあの人の常識が違う!
職場でコーチングする際に、 自分の価値観でジャッジしてもあまり意味がない場合があります。 「
-
-
「締め切り厳守、仕事は選ぶな」
> ■締め切り厳守、仕事は選ぶな (一語一会)経済アナリスト・森永卓郎さん 30年前、先輩ライター
-
-
『なりわいを育てる』
『なりわい育てる』 心の悩みは、お近くのカウンセラーへ。 きっと良い解決法が見つかり
-
-
本日(5/8)、「スタンフォード白熱教室」放送
本日(5/8)に、NHK教育放送にて、 『スタンフォード白熱教室 (NHK教育放送)
-
-
社会人は、相手の「感情に沿った」コミュニケーションを
社会で生きるための「コミュニケーション力」は「コーチングの心」がベースになるhttp://pro.c
-
-
体操部の練習で、鉄棒から落ちたら?
前の職場の先輩(男性)の話です。 大学時代、体操部でした。当時、外で鉄棒の練習をすることもあった
-
-
社会で生きるための「コミュニケーション力」は「コーチングの心」がベースになる
姉妹Blogサイトの記事 http://views.core-infinity.jp/2016/12
-
-
14年後は何をしている?
以下は、ナイキのサイトです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
-
-
街づくりも、会社運営も、メンバーが「自分事」と思う手段としてのファシリテーション
神山町の挑戦 (朝日新聞連載コラム より) 現在、第4部「せかいのかみやま」まで進んでいます
PREV :
「木のクセを読む、木の育った方位に使う」
NEXT :
「人前で怒るから当人のためになるんだ。」