もっと質問力向上トレーニング

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　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2015/03/01
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　リフレクション・コーチング の若狭 喜弘（Yoshi：よし）です。

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　リフレクション・コーチング の若狭 喜弘（Yoshi：よし）です。
　質問力トレーニングの続き。

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★質問力向上トレーニング（その２）

　　　・リーダーとして何を期待されていると思いますか？

　これを元にしたバリエーションをつくっていきます。

　　　・あなたは、リーダーとして何を期待されていると思っていますか？
　　　・社長は、あなたに何を期待していますか？
　　　・部下は、あなたに何を期待していますか？
　　　・他のリーダーは、あなたに何を期待していますか？
　　　・お客様は、リーダーのあなたに何を期待していますか？
　　　・あなたは、リーダーのあなたに何を期待していますか？

　といった、期待している主語や人を変えたバリエーション。

　　　・あなたは、リーダーに内定した時、何を期待されていましたか？
　　　・あなたは、今、リーダーとして何を期待されていますか？
　　　・あなたは、今の目標が達成した時、どんな期待を満足させているでしょうか？

　といった、時間軸をずらしたバリエーション。

　　　・あなたは、リーダーとして何を期待されていると思っていますか？
　　　・リーダーとして、あなたは何を期待されていると思っていますか？
　　　・リーダーとして何を期待されていると、あなたは思っていますか？
　　　・リーダーとしてのあなたは、何を期待されていると思っていますか？
　　　・あなたはリーダーです。何を期待されていると思っていますか？
　　　・あなたが思っている、リーダーとして期待されていることは何でしょうか？

　といった、語順を変えたバリエーション

　　　・あなたは、リーダーとして何を期待されていると思っていますか？
　　　・あなたは、リーダーとして何を期待されていると考えていますか？
　　　・あなたは、リーダーとして何を期待されていると感じていますか？
　　　・あなたは、リーダーとして何を期待されていると感じ取っていますか？
　　　・あなたは、リーダーとして何を期待されていると聞こえてきていますか？

　といった、あなたの捉え方を問うバリエーション。

　自分にとって一番役立ちそうな場面の、一番大切な質問を取り上げ、
　まずは一人になった時、コーチとのセッション時、チームでの頭の体操ワークショップで、様々なパターンを創りましょう。

　ところで、上の質問を読んで、コーチよりこのような言葉で質問されたとしたら、

　　　「微妙に感覚が違う」
　　　「身体の中の反応する部分が違う」

　といった感じはしないでしょうか？

　場合によっては、繰り返し違う表現で問いかけられるうちに、「隠していた思い」かも知れない何かが飛び出してくる感覚を持つかもしれません。

　そして、これも場合によっては、ですが、
　バリエーションを使って同じことを質問したら、
　違った答えが出てくることがあるかもしれません。

　もちろん、これらには文字にできないイントネーションのバリエーションもあります。
　言葉の高低、速さにもよります。
　自分の地の言葉だったり、標準語だったり、相手の地の言葉だったり。
　名詞だけじゃなく動詞が違うことも多々あります。

　「あなたは」の代わりに「○○さんは」と名前を使うのは当然の選択肢として、
　「あんたは」「おまえは」「君は」「Youは」・・・・・これらは使わない方がいいですね。

　コーチングに慣れていない人は、
「一通りの質問をしたら、そのことを質問した」

　と判断してしまうようです。
　もしかしたら、質問の仕方がヒットしなかっただけで、
　言い回しを変えたらクライアントの胸に届くかもしれません。

　結論です。バリエーションを増やしましょう。

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　そして、
　これらは覚えるのではなく、
　目の前の人の顔を見て、全身の雰囲気を感じ取って、
　一番効果がありそうな質問をしましょう。

　バリエーションづくりトレーニングの体験は、きっとあなたの役に立ちます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）

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