「コーチングの心」を持った人に話をして聴いてもらう
公開日:
:
et cetera
記事は、電通の社員(女性)が自死した話。
それは脇に置く。
上記引用文を考える。
~~~~~~~~~
コーチを雇ってコーチングを受けなくても、
周りに「コーチングの心」を持った人がいたらいいのにと思う。
コーチによっては、「もっともっと病」の人もいるのだが、
コーチングのベースになっているのは、
『その人の心が、自分を受け入れ、
自分が望む生き方をすること』
を何よりも尊重すること。
いくら向上心があっても、
ダメ出し、
欠点指摘、
改善点を挙げる、
評価
に常にさらさせていれば、疲れ切ってしまう。
そんなこと言われなくてもわかっているし、
「あなたから聞きたくない」という思いもある。
第一、「あなたの理想と、私の理想は違う」
「誰もがナンバー1になりたい訳じゃない」
「誰もがライバルと競争して切磋琢磨したい訳じゃない」
「 “やる” と言ったけれど、僕にはやめる自由も、変える自由もあるんだよ」
それを受け止め、認めるのも「コーチングの心」です。
もし違うのであれば、僕はコーチングを蹴飛ばして捨ててしまいます。
(そうでないと信じているから、まだ僕は「コーチ」と名乗ります)
しかし、「もっともっと病」はあちこちにありますね。
職場のレポート作成で、
マラソン大会の沿道から「がんばれ、歩くな」と、
「もっと早く」と、
「もっと効率的に」と、
「考えてないで行動しろ」と。
少なくとも、
ビジョン(その人の未来の姿のイメージ)を共有できていない他人に要望するものではないし、
自分に対して、睡眠時間、食事時間、休息時間を削って、自分の特性に合わないことをやるものでもない。
ホント、コーチを雇ってコーチングを受けなくても、
誰の周りにも「コーチングの心」を持った人がいたらいいのにと思う。
関連記事
-
-
「締め切り厳守、仕事は選ぶな」
> ■締め切り厳守、仕事は選ぶな (一語一会)経済アナリスト・森永卓郎さん 30年前、先輩ライター
-
-
勤務日自由、好きな作業だけでよいという会社
ある工場の取り組みがあります。 [武藤北斗からの返答] togetter「好きな日に連絡なしで
-
-
「内からのメッセージ」と「自分ってどんな人?」
最近、このようなメッセージをお伝えしています。 ふと気づいたこと、意識で思考して出てきたの
-
-
「代案は?」と聞かれて・・・・
「代案なしの反対」に存在価値はあるか。http://blog.tinect.jp/?p=25839
-
-
新聞記事「100万人のうつ」
最近、朝日新聞夕刊1面に新しい特集コラムが連載され、興味深く読んでいます。 『人脈記 100
-
-
格付けと、空中浮遊、千里眼、壁抜けの能力
格付けの前提になるのは規格化です。「ほかの条件をすべて同じにする」ことなしに客観的な格付けはでき
-
-
サポートする者として心身を整える
対人援助職 私たちコーチ、カウンセラー、セラピー、コンサルタント、 もちろん国家資格としての医師や臨
-
-
Merry Christmas!!
Merry Christmas!! あなたの愛ですべての人に素敵なクリスマスを。 サンタにも
PREV :
コーチは、「絶対に」答えを教えてはいけないんですか?
NEXT :
主体的な人の特徴_ある一人から出てきた言葉