「コーチングの心」を持った人に話をして聴いてもらう
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:
et cetera
記事は、電通の社員(女性)が自死した話。
それは脇に置く。
上記引用文を考える。
~~~~~~~~~
コーチを雇ってコーチングを受けなくても、
周りに「コーチングの心」を持った人がいたらいいのにと思う。
コーチによっては、「もっともっと病」の人もいるのだが、
コーチングのベースになっているのは、
『その人の心が、自分を受け入れ、
自分が望む生き方をすること』
を何よりも尊重すること。
いくら向上心があっても、
ダメ出し、
欠点指摘、
改善点を挙げる、
評価
に常にさらさせていれば、疲れ切ってしまう。
そんなこと言われなくてもわかっているし、
「あなたから聞きたくない」という思いもある。
第一、「あなたの理想と、私の理想は違う」
「誰もがナンバー1になりたい訳じゃない」
「誰もがライバルと競争して切磋琢磨したい訳じゃない」
「 “やる” と言ったけれど、僕にはやめる自由も、変える自由もあるんだよ」
それを受け止め、認めるのも「コーチングの心」です。
もし違うのであれば、僕はコーチングを蹴飛ばして捨ててしまいます。
(そうでないと信じているから、まだ僕は「コーチ」と名乗ります)
しかし、「もっともっと病」はあちこちにありますね。
職場のレポート作成で、
マラソン大会の沿道から「がんばれ、歩くな」と、
「もっと早く」と、
「もっと効率的に」と、
「考えてないで行動しろ」と。
少なくとも、
ビジョン(その人の未来の姿のイメージ)を共有できていない他人に要望するものではないし、
自分に対して、睡眠時間、食事時間、休息時間を削って、自分の特性に合わないことをやるものでもない。
ホント、コーチを雇ってコーチングを受けなくても、
誰の周りにも「コーチングの心」を持った人がいたらいいのにと思う。
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