コーチングで陥りやすい罠－ビジネス編その５－～職務上の立場？年齢？～

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　「お宝」社員 MINI　2011/02/02
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　「自分らしく１００％表現」の 若狭 喜弘「Yoshi（よし）」です。
　『コーチングで陥りやすい罠』シリーズです。
　まだ続きます。
『ビジネス編　その５～職務上の立場？年齢？～』
　コーチングの基本的な形は、コーチとクライアントが向き合った会話を
回数を重ねていくものです。
　実際には、上司から部下に、人事課の人が新人研修で、たまには同僚同
士や上司に対してコーチングを行います。
　コーチングは、コーチが偉い人だから話すし、耳を傾けるというもので
はなく、クライアント（話し手）のパフォーマンスを引き出す場を作る能
力のある人がコーチとなってクライアントと会話をするものです。
　ですから、職務上の立場の逆転があっても何も問題ありません。
　具体的に、ちょっとミスが多い、若い部下の彼からコーチングを受ける
ことを想像してください。もしくは、パートの彼女を想像してもらっても
いいですよ。
　ここで、
　　　「イヤ、それはちょっと」
　という方はいますね。絶対に。
　でも、
　という人は、何を恐れているのでしょう？
　もしくは、どのような心の障壁があるのでしょう？
　まあまあ、気持ちはわからないでもないですけれどね。
　頭で考えるだけではなく、ここは一つ紙に書出したり、コーチ相手に話
したりしてください。
　ビジネスをしている方は、頭で考えることはとても上手です。
　頭の中できちんと業務仕分けをされます。
　そして、上手に直感を使われる方もいらっしゃいます。
　すばらしい能力です。
　でも、ここでは、
　　　「何が、イヤ～な感じをさせたのか？」
　　　「なぜ、そんな人相手では自分の成果が出せないと思ったのか？」
　エゴと思われるものでも何でも正直に、
　すべてを文字や言葉で外に出して、それらを眺めてみてください。（と
なると、紙に書いたほうがいいですね。）
　そして、書き出されたものを前にして、当事者として眺めるのではなく、
　どこかの誰かが「何かにこだわっている人の頭の中を覗く」つもりで、
ひょいと見てみてください。
　自分の立場を忘れてくださいね。
　どんな感想が出てきましたか？
　次回、続きを書きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）
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