「代案は?」と聞かれて・・・・
公開日:
:
et cetera
「代案なしの反対」に存在価値はあるか。
http://blog.tinect.jp/?p=25839
こういうことを書ける人がいるから、ありがたいことで。
(「このことを書きたかったよ~」の裏返し・・・)
~~~~~~~
「でも代案は?と聞かれても、誰も人事のプロではないから代案は思いつかない。思いつきようもない。当たり前です。本質的に代案が出せるという状態は、かなり知識を有していて、かつ課題が明確になっている時だと思いますが、結構限られていると思うんですよ。」
(中略)
「なるほど、素人に代案は出せない、ってことね。」
「当然、最初に案を出した人間は知識がありますよね。でも、それを言われた方は、最初に案を出した人間に比べて知識が少ないのは当然です。だから、「反対するなら代案を出せ」と言うのは、実際には不公平な取引であり、最初に案を出した人間が「知識を持っている」という有利な立場を濫用しているだけでは、という懸念があります。」
(リンク先より引用)
~~~~~~~
以前、
「じゃあ、代案を出してよ」
と短時間しかない会議の時間で言われて、口ごもったことがあります。
そういう場では、
・言葉や言い方を変えて
・疑問に思う視点を具体的に相手にわかるように
話しました。
それで、その場は互いに利益ある時間になりました。
~~~~~~~
※[余談]
ただ、「時間が無駄になった」という空気を感じたり、
「対案を出せ」は、
『黙れ!!』
だと感じたり。
おそらく本当に、
「対案を出せ」は、『黙れ!!』という気持ちの表れなんでしょう。
~~~~~~~
上記余談のようなバックグラウンドがあるとしたら、
そうだなあ。
相手を、もしくは相手の視点を
信頼していないし、
頼りにもしていない。
軽視しているということなんだろうなあ。
ここで、
「誰に対しても謙虚であれ」
などという説教じみたことは言いません。
人間だもの。
そんなこと無理です。
「謙虚であれ」と言われて「謙虚になれる」のであれば、
誰でも謙虚です。
誰に対しても謙虚な方はいらっしゃいます。
おそらく、何かできごとがあって気づかれたのでしょう。
なろうと思ってなれるものではありません。
なろうと思わないと、なれないものですが。
ですが、最低限、
「目の前の人のことを信頼する」
これは意識してできます。
そのためには、普段から曇りなくその人のことを見ていないとできません。
~~~~~~~
「代案なしの反対」に意味はない!
と切って捨てる前に、
相手に勝つのが目的じゃないのだから、
本当にその議題を大事に思っているのであれば、
冷静に耳を傾けることが必要です。
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