「私のヤル気を上げる言葉」を口に出してみる
公開日:
:
et cetera
京都チャプター7月例会「部下のヤル気を上げるコーチング」の講師をしてきました。
公式の報告は、こちら
『【報告】7月例会 <組織活性化コーチング>「部下のヤル気を上げるコーチング」
http://jca-kyoto.jp/?p=2021』
をご覧ください。

~~~~~~~
結局は、
『「承認」と「ほめる」を区別して普段の会話、部下指導の場で使いましょう』
と勧めて終わりました。
それ以外のお話しを。
当然のことですが、セミナーの前に僕としての「ヤル気が出る言葉」「ヤル気が出る状況」を書き出しました。
挙げたものを見て、確かにヤル気は上がると納得しました。
けれど、・・・・
まるで普段隠している秘密のものをカミングアウトしたようで、マル秘としたくなりました。
そうはいっても講師というのは、腹の中にあるものもすべて見せて受講者の役に立てるもの。
メインテーマのもの以外は説明しませんでしたが、すべて公開しました。
(本文末に資料として掲載します)
それを周りの人から言われることは、とてもヤル気が上がるものですし、
周りの人に伝える、という行為は、その人をよほど信頼していないとできないことです。
無理強いしてはいけませんが、
チームのみんなで
「私のヤル気を上げる言葉」
「私のヤル気を下げる言葉」
「ヤル気が下がった時にすること」
を話してみるとより強固で、心地よい関係になります。
カミングアウトするとね、
心がスース―とさわやかな風が通り抜けるし、
それを聞いて、受け入れてもらえたら、とても幸せな気分になります。
そして、それを眺めてみると、
隠すほど恥ずかしがっていた理由が見えてきて、
そちらの方がよほど恥ずかしくなってきました。
だから、ミーティングで大勢の前でいきなりやるよりも、
これから信頼を築いていきたい人と2人でやるのがいいかもしれません。
~~~~~~~
※ヤル気が上がる言葉、状況(若狭の場合)
★ヤル気が上がる言葉
・ここを変えたね(ほかの人と違う工夫をした)
・先を越されました(いいアイディアを先にされた)
・一緒にやらせてください(チームに入りたい)
・私の役に立っています(例えば、世間に公表した文章など)
・僕らと違う視点を期待している(グループに招かれて)
・同じことを考えてました
・これの狙いはこれやね
・ことばの選び方がくすぐられます
・そのことを先に進めるのに役立つ人を紹介しようか?
★ヤル気が上がるのはどんな時?
[リーダー・部下の関係]
・対等に話しかけられる(一緒のチームで遠慮、命令はいらない)
・話をさえぎられず、話題を変えられない
・仕事のどういうところが好きか知ってもらえている
・困ったことを相談しやすい(査定に影響ない、ほかの人に伝わらない)
・提案したことを批判と受け取られない
・断っても人間関係に響かない
・モチベーションが下がっても受け入れてもらえる
[目標達成の仕組み]
・チームの目標が明確
・役目・役割がある(お手伝いだけじゃない、裁量がある)
・失敗の責任を追及されない
・自分のことは自分で決められる
・組織の目標と上司の行動が一致
・自分がやるべきことが明確
[職場の仕組み]
・職場環境が整っている(探さなくてもいい)
・目標に向けた弱点フォローの仕組みがある
・小さな成功体験の機会がある
・コーチングを受けられる
コーチングの案内
個人セッション(全1回~)、体験セッション(有料)、無料オリエンテーションは、
・個人セッション
全1回~、1コマ30分、12,000円+消費税、
コマ数の上限はありません。
対面の場合は、+出張料として5,000円+消費税
・体験セッション(1回目の最初の30分間分を無料とします)
・無料オリエンテーション(すべての質問にお応えします。)
ご相談、お問合せください。
ご連絡フォームまたはFAX(020-4663-0649)・・・・24時間受付
直通電話・・・・平日の11~19時受付(祝祭日を除く)
※070-5346-1730:Willcomが、新たに使えます。
090-6660-6532:Softbankは、着信専用です。
セッションや研修時はOFFにしています。
以上のほか、研修のご相談もお受けいたします。
ご意見などございましたら、お教えください。
詳しくは、サービス一覧をご覧ください。
関連記事
-
-
「それってどうなの?」
> 「これってこうだよ」ではなく「それってどうなの?」って訊(き)いてくれるから > ある高校生
-
-
ブレーキを踏みながら走るよりも、アクセル全開で走り続ける
居酒屋業界初の「おすそ分けシステム」誕生秘話http://portal.nifty.com/kiji
-
-
あなたが仕事を進めるときに必要なコミュニケーションは十分足りていますか?
「部下を持つ人のコーチング入門 by 伊藤 守」 この本は、コーチングの本だけれど、そう思
-
-
ワーク・ライフ・バランス
> ワーク・ライフ・バランス > 現代の標語 (折々のことば 選・鷲田清一) 「ライフ・
-
-
「支援者癖」で、アドバイスばかりしていませんか?
あるクライアントの悩みにドンピシャの記事がありました。 なぜ他の人ばかり、相談事が集まるか
-
-
「高専ロボコン」での人材育成
A robot and a robot head / tdeering[/caption]
-
-
DIMEに取材協力「なぜうまく発言できないのか?会議で評価が上がる発言をするコツ」
DIMEに、取材いただいた記事が掲載されました。 「なぜうまく発言できないのか?会議で評価が上
-
-
人を育てるためには、「先回り」「導く」「教える」をやめてください
「察すること」は必要だが、先回りすると成長しない http://blog.goo.ne.jp/hi
-
-
「怒る」「怒鳴る」「叱る」「殴る」
このような記事がありました。 落合博満&桑田真澄の体罰に対する考えがスゴイ!殴ることで証明され
PREV :
「ほめる」「承認」の記事一覧
NEXT :
「ほめる」「承認」は、「与える愛」「引き出す愛」


