心理的ゲーム
公開日:
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「お宝」発掘 MINI(旧)
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「お宝」社員 MINI 2011/02/20
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「自分らしく100%表現」の 若狭 喜弘「Yoshi(よし)」です。
『コーチングで陥りやすい罠』については、次回をお楽しみに。
今回は、別テーマについて書きます。
私(Yoshi:よし)には子どもはいないのですが、
最近、子どもの教育について、関心を持っています。
それで、このような記事を書いています。
「『子どもの生きていく力』を備えるサポート
http://ameblo.jp/otakara-shain/entry-10759569373.html」
このほかにも、子ども向けのサービス提供を始めています。
現在のメインは、塾での小学生です。
本当にいい子達です。
怪我だけしないように、また「ここに居てはいけない」と思わせないよ
うに、気を配っています。
「勉強は学校でも出来る」ではありませんが、勉強を教えることよりも、
「人として向き合い」、「ダメなものはダメと伝える」ことを主にしてい
ます。
[解説しよう]
『「ここに居てはいけない」と思わせない』って、2重否定になってい
ますね。
お伝えしたいことは、「存在承認」です。
『「ここに居てもいい」と思わせる』って、ぬるい表現で、結局何を言っ
ているかわからないように思えたので、上記表現となりました。
でも、悩むんですよ。
過去の子育て体験の蓄積がありませんから。
コーチングなどいろいろ学んでいますので、知識だけはたくさん持って
いますし。
どんな悩みかと言いますと、
・(交流分析でいう)ゲームにどのように対処するか?
・どのように、「ダメなものをダメ」と伝えるか?
・どのように、自分から行動を起こさせるか?
・『子どもの生きていく力』を備えるさせる言葉がけはどのような
ものが良いか?
などです。
子育てや人材育成と全く同じです。
もっとも、子どもと大人では注意する点が違う訳ですが。
つまり、子どもは、強烈に心に届き、全身でコチラの様子を感じている
ので、常に向き合っている必要があります。
一方、大人は、「頭で理解」しようとします。イヤでも納得、受け入れ
ようとしていただけるので、子どもに比べて多少いい加減でも良い反面、
心深くに届くコミュニケーションは難しくなります。
話を戻して。
目の前の子どもたちへの対応で基本となるのは、
・(交流分析でいう)ゲームにどのように対処するか?
です。「巻き込まれない」ための方法です。
ということは、それができたら子どもたちは、私を信頼しますし、自分
で考え始めると思うんですよ。
それがすなわち、「子どもの生きていく力」です。
で、話は全く変わります。
ある人へ、交流分析の「ゲーム」の話を教えてさしあげようと思いまし
た。
私が学んだときのセミナーのテキストを渡す訳にはいかないし、手持ち
の書籍は比較的優しいものと難しいものがあり、どちらにしても「読め」
というには強制的すぎるなあ、と思っていました。
それで、Webサイトを検索していました。
そうしたら、この今の課題と、上に記した悩みに関する記述がありまし
た。
サイトは、
『教育に生かす交流分析~エゴグラム、ストローク
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/soyama/gakusyuukai/siryou/kazu-kouryuu.pdf』
すべてが参考になりましたが、特に「ここ」と思えたのは、やはりゲー
ムの項でした。
詳細はサイトをお読みください。
(1)キック・ミー(蹴飛ばしてくれ、怒ってくれ)
(2)はい-でもゲーム(水掛け論)
(3)愚か者
これですね。ほかにも、エリック・バーンは約30のゲームを提案して
いるそうです。
対処法の基本は、「ゲームの役割を果たさない」ことです。
多少は乗っかってあげてもいいのですけれど。
(詳細は、脚注※をご覧ください。)
ちなみに、
なぜこのようなゲームを仕掛けるのでしょうか?
上記サイトには、「マズローの欲求階層説」が示されています。
ゲームは、「安心・安全」のために行うツールなんです。
NLPでは「肯定的意図(=得すること)」といいますが、ゲームをして
「ダメな人間、愚か者と認めさせる」「相手の無力感を感じさせる」こと
で、かつて得たことがある「安心・安全」の場を得るのです。
もっとも、この後者「相手の無力感を感じさせる」は、大人もよく使い
ますよね。
「全然わかりません。すべて教えてください。」
子どもも、勉強の場面では言うことがありますね。昔々、このように言
われてお手上げになったことを思い出しました。
今も同じような反応も時にありますが、「自分で見つけたい」と思わせ
ていないことが問題なのでしょうね。
その気にさせていないときは、子どもたちはアンチョコから正解を書き
写すことを望んでいます。
子どもでも大人でも、
わかりたい意欲があったら、多少は自分で調べたり、わかること/わか
らないこと/疑問に思っていることを区分して伝えてもらわないと、教え
ることは出来ません。
私たちの役割は、そう思わせる環境づくりです。
・『子どもの生きていく力』を備えるさせる言葉がけはどのような
ものが良いか?
というテーマで、探し続けていました。
しかし、これまで学んできた交流分析の中にヒントと一部の解答があっ
たのでした。
「求めたら答えがやってきた」と思ってもいいかもしれませんが、脱力
しました。
もちろん、これからも、探し続けるテーマです。
折に触れ、お伝えしていきます。
「人材育成」にも通じることですから。
※ゲームをやめるには?
○ゲームの存在に気付く。
○役割を演じない。
○相手の役割が求める期待の反応とは違う反応をする。
○マイナスのストロークのからプラスのストロークに変える。
○ゲームについて相手と話し合う。
『自己分析 人間関係で嫌な思いをしている方へ
http://www.h5.dion.ne.jp/~s-voice/co/ta/index.html 』より引用
若狭 喜弘(Yoshi)
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