あなたにとって、リスクは何ですか？（続続）

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　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2011/08/20
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　「コンサルタント（Consultant for you）」の若狭 喜弘「Yoshi（よし）」
です。
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　朝日新聞に対談記事がありました。
　　　『岡田前代表監督対談 再開第１回　佐々木則夫さん
　　　　（朝日新聞朝刊　サッカー面　２０１１年８月２０日付）』
　佐々木さんといえば、「なでしこジャパン」の監督です。
　その中に、リスクに関する言葉がありました。
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（岡田）自らの責任でリスクを負って判断するのが日本人の苦手なと
ころ。サッカーをやるのは監督ではなく、選手。自分の責任でリスク
を負うのが選手なんだ。
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　う～ん、そうなんだよな。
　と話を進める前に、言葉の整理。
　ここでのリスクとは、
　　　　「結果を自分の責任として引き受けること」
　もっと正確に言うと、
　　　　「結果を自分の責任として引き受ける “怖さ” 」
　ですね。
　「リスク」と言っても言葉の意味にいろいろあることに、改めて気づきま
した。
　で、上記発言に対して。
　まさに、そのとおりですね。
　日本人に対する一般的感覚として、
　プレイヤー、指導者ともに、そのリスクを避けようとすることが多いよう
に感じます。
　ただし、例外も沢山ありますし、多数決でもない。
　場合によってはどちらが正解であるか、答えは違ってきますので、正誤の
判断は難しいですが。
　「何の話だろうか？」
　と思われるよりも、
　「身近な話だ。」
　と思われたのではないでしょうか。
　そう。
　人材育成、人材管理時の上司と部下の関係とまったく同じです。
　先に、「正誤の判断が難しい場合がある」と記しましたが、
　ここでは、人材の育成という視点では、
　　　　「結果を自分の責任として引き受けること」
　は、やはり大切ですので、「このことをできる人材を育成する」ことを目
標としましょう。
［ “誤” の場合］
　「結果」「成果」が至上課題であるときには、「個人の成長」よりも「結
果」が第一ですので、
　　　　「リスクを避けること」
　が正しい答えになります。
　そんなことを言っていては、いつまで経っても人材を育成できませんし、
だからこそ「リスクを取れる人材」が育たないのです。
　さて、話を戻して。
　ハウ・トゥを書きたいところですが、
　　　「部下の特性と状況」
　　　「上司の特性と状況」
　　　「部下と上司の関係性」
　によって、まったく違ってきます。
　人は様々なことから学んで、変化します。
　一瞬前と今とでは違います。
　ということは、
　　　　「結果を自分の責任として引き受けること」
　の「 “怖さ” を楽しむ」「 “怖さ” を楽しみに変える」体質改善を、上司
・部下ともに進める必要があります。
　部下は当事者としてわかりやすいですね。
　上司は、
　　　　「責任を引き受けさせない」
　　　　「責任を引き受ける “怖さ” を体験しているのを見たくない（見守
　　　　　れない）」
　行動をとることが多々あります。
　「こうすれば良い」
　という一つだけの解はありません。
　改めて質問です。
　　　　あなたは、どのようにリスクをとりますか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）
※『がんばろう日本 三方よしプログラム（ http://p.tl/8J5q ）』
　私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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