【No. 43】コーチの立場のときに大切なこと
公開日:
:
プロが使うコーチング
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仕事のプロのためのコーチング技術【第 43 号】 2011/09/11
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「コンサルタント(Consultant for you)」の若狭 喜弘「Yoshi(よし)」
です。
コミュニケーションや心理学を学んできたコーチである若狭が、お客様や
職場の部下や同僚の方に本来の能力を発揮していただくために「あなたがで
きること」のヒントをお伝えしていきます。
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《コーチの立場のときに大切なこと》
先日、セミナーの準備をしているとき、ふと閃いたことがありました。
セミナーで「思考で理解できる構造」や「スキル」をお伝えしてきている
が、その根本にはあまり触れていないことの気づきました。
あまりにも当然のことなので、
私(Yoshi:よし)としてはすべての内容や言葉に含んでいます。
参加者としても、否定しようのない、でも「腑に落ちている程度」は千差
万別です。
としたら、その土台の上でお伝えしていることは、本当の意味でほとんど
伝わっていないのではないか?
と申し訳ない気持ちを感じました。
改めて、
この稿のタイトルは、「コーチングのコーチの立場のときに大切なこと」
です。
『コーチングのコーチの立場のとき』
の話です。
私(Yoshi:よし)の持っているイメージに正しく書くと、
『コミュニケーションに主体的に関わっていて、相手の意思「変わ
りたい」をサポートしようとするとき』
のことです。
少しややこしく書いてしまいました。
今のところ、
『仕事のプロであるあなたが、コーチの立場のとき』
とイメージしてください。
大事なことは、3点です。
1.コーチングは “愛” である。
2.「相手がコーチングを生かしたら、変化、成長できる」とコミッ
トしている。
3.コーチングは、相手のためのものである。
根本とは、このことです。
少し説明しますね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1.コーチングは “愛” である。
いつもお伝えしている、「スポンサーシップ」のことです。
「相手を信頼している」というレベルよりもより強く、
「相手は自分の何かを見せてくれているだけで、自分の一部みたいなもの。
信頼する、というよりも、そもそも大丈夫だ。」
と感じている状態です。
もし、愛が足りないな、と思ったらこんなことを自分に言い聞かせてくだ
さい。
「人は常に最善の努力をしている」
「最善の努力をしている」「自分の一部のような人」に対しては、言葉、
もっと根本では接する雰囲気が変わってくるでしょう。
とすると、言葉で何かを伝えるにしても、
「相手に伝わる雰囲気」
を作ることができます。
また、
「相手から正直に、感じたこと、提案、リクエスト、などを伝えて
もらえる」
ことにもつながります。
このように、「お互いが伝え合う関係」が大切です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2.「相手がコーチングを生かしたら、変化、成長できる」とコミットして
いる。
今行おうとしているコミュニケーションに「諦め」「責め」が入っていま
せんか?
あなたがコーチングしたこと、伝えたことを、相手が生かしてくれるし、
その結果変化や成長につながる、と信じていますか?
あなたが、”愛” で行ったコーチングやコミュニケーションであるならば、
必ず相手の変化や成長につながります。
なお、 “愛” は、相手を変えようとすることではありません。
それは、あなたがあなた自身を満足させる “愛” であって、”自己満足” で
す。
ここでお伝えしている “愛” とは違います。
また、「変化や成長につながる、と信じる」とは、
・相手が変わろうとしている。今そのときだと知っている。
・相手が変わるための「能力」を持っている。知っている。
・相手には、伝えたことを理解する能力があると知っている。
・相手は、伝えたことを「受取っても、受取らなくてもOK」と承知し
ている。適切に選ぶし、選ぶのは相手自身と知っている。
ということを知っている、信じていることです。
「闇雲に信じる」というのもありですが、心穏やかに、”愛” の笑顔を湛え
て向き合うということです。
それをしたら、直後かもしれない、明日になったらかもしれない、1か月
後かもしれない、1年後かもしれない、30年後かもしれないけれども、
「そのコーチングやコミュニケーションによって、相手は変化、成長
できる」
と “知って” いることです。
そのコミュニケーションに意味があることを、率直に、素朴に信じている
ことです。
今しようとしている行為への信頼のことです。
さらに、そのことさえ手放して、
「人は、コミュニケーションから必要なときに必要なことを学んで、
変化、成長をする。
私は単に、今生きている、素の自分を伝えるだけ。」
という、「人に対する信頼」を根っこにもって生きていることと言っても
いいでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3.コーチングは、相手のためのものである。
コミュニケーションやコーチングの結果は、「相手のもの」です。
・受取ったものを使おうと、使わないでおこうと、そもそも受取らな
くても、相手の領域のこと
・私が実現したいことのためのコミュニケーションではない
(他人を変えることはできない)
それを理解した上で、「相手のため」のコミュニケーションのときに、
「相手の変化、成長」を助けることができます。
すぐに「相手の変化、成長」を見たいと思ったら、それは「相手のため」
の行動ではありません。
思い通りの「相手の変化、成長」を見たいと思っても、それも「相手のた
め」ではありません。
やはりここでも、「愛」というキーワードにつながってきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コーチングのコーチの立場のときに、
1.コーチングは “愛” である。
2.「相手がコーチングを生かしたら、変化、成長できる」とコミッ
トしている。
3.コーチングは、相手のためのものである。
これらすべてを受け入れた状態でコーチングをしているでしょうか?
これらは根本です。
わかっているようでいて、実践できていません。
スキルではありません。トレーニングできることでもありません。
実践の中で、また、「人」を深く理解する中で、腑に落ちていくことです。
以上は私(Yoshi:よし)の言葉です。
まずはこんな視点があることを横目で見て、「ふーん」と思っておいてく
ださい。
あなたは同じことをどのように表現されますか?
【Question】
1.職場やお客様との間で、どのようなコミュニケーションが行われていますか?
2.あなたがコーチやコンサルタントなら、どのように関わりますか?
『コンサルタント(Consultant for you)』
若狭 喜弘(Yoshi)
TwitterとFacebookでも綴っています。
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より近いコミュニケーションをしましょう。
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