ゆうパックとペリカン便
公開日:
:
「お宝」発掘 MINI(旧)
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「お宝」社員 MINI 2010/07/16
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「自分らしく100%表現」の 若狭 喜弘「Yoshi(よし)」です。
既に旧聞の部類に入りそうな事案ですが、このようなものがありまし
た。
『「ゆうパック」に遅れ、ペリカン便統合で混乱
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100703-OYT1T00839.htm』
(YOMIURI ONLINE、2010年7月3日 より引用)
2010年7月1日に、ゆうパックとペリカン便が統合した際、物流量の増
大と準備不足が重なって、荷物が期限どおりに届かないといったトラブ
ルがあった事件です。
現在では、落ち着いたようですね。
この記事の中では触れられていませんが、
・研修は、端末1台に対して数人が囲んだ。
・その研修の時間は1時間程度。
・ビデオやマニュアル(通達)が直前に送られて来た。
といったことだったようです。
実際の現場に居たわけではないので、この評論は差し控えますが、同
じような記事があったので、こちらも紹介します。
『接遇マニュアル 職員3人に1人が「役に立たない」 大阪
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/091014/osk0910140225000-n1.htm』
(Web版産経ニュース、2009.10.14 より引用)
読み比べますと、類似性が見えてきます。
・通達で指示を出している。
・現場は、現場の大変さだけを語っている。
・通達を現場で理解し、実行する仕組みが不十分。
どちらも一方通行ですね。
つまり、
『一つの理念を元に、一緒に作り上げる発想や仕組みがない』
ことでしょう。
ただし、マスコミは、ステレオタイプ化し、読者・視聴者に「わかり
やすく」する傾向があるので、以上の記事を鵜呑みにしてはいけません。
7月の京都チャプター例会でお話いただく籔さんの言葉です。
経営で成果を上げ続けていくためには、「①どんな目的を持ち、
②従業員と納得・合意ができるまで共有できているか」が大前提
です。
このことから振り返ると、記事の事案は、①、②ともにとても手薄だっ
たのだろうと思われます。
これは、「お宝」社員を埋もれさせるきっかけになりますし、「お宝」
社員を発掘することはできません。
さらに、上司としても、望まれる結果と評価基準だけが示されて、方
向性とそれを実現するための手立てが十分にわからない状況だったので
はないでしょうか?
この記事を読まれている方は、「通達」だけで終わらせるような方で
はないでしょう。
でも、現状をより改善できることはありませんか?
一度考えてみてください。
そういう時は、「社内の複数の頭の力を借りる」「社外の第三者の力
も使う」のが有効です。
若狭 喜弘(Yoshi)
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