「信頼関係は築くものではない」

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　「お宝」社員 MINI　2011/01/16
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　「自分らしく１００％表現」の 若狭 喜弘「Yoshi（よし）」です。
　最初に本を紹介しちゃおう。
　　　『「頑張らない」から上手くいく
　　　　By 桜井 章一
　　　　http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4062166917』
　この本の紹介のサイトを読んで衝撃を受けました。
　　　『「信頼関係は、築くものではない」“雀鬼”と呼ばれた伝説の雀
　　　　士が語る教育論
　　　　http://news.nifty.com/cs/item/detail/sinkan-20110115-1681/1.htm
　　　　（新刊JPニュース）』
　何に衝撃を受けたかというと、
　　　「信頼関係は、築くものではない」（上記サイトより引用）
　「えっ？」となりました。
　続くところで、
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■「信頼関係は、築くものではない」
　「信頼関係を築くことが大切」とはよく言いますが、桜井さんは、
信頼関係は築くものではないと言います。もちろん、これは信頼関係
が不要という意味ではありません。
　親子の間に“壁”があったら、お互いに何を言ってもその“壁”に
阻まれて届くことはありません。つまり、その壁があったままでは、
「信頼関係」は作れません。
　桜井さん曰く、信頼関係は作るものではなく、“余計なもの”を取っ
ていくことなんだそうです。
　「信頼関係を築こう」といきり立ってしまうから、逆に壁を作って
しまうこともあります。世間体、体裁、面目、プライドなど、そういっ
た余計なものを大人の側が取り払っていくことで、子どもとの信頼関
係は少しずつ生まれてくるのではないかと桜井さんは言います。
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（一部を抜粋しました）
　「う～ん」と、うなりました。
　コーチを含めた対人援助職の人間に必要なことは、これなんですよね。
　もちろん、上司／部下の関係でもです。
　そう、「信頼関係を築く」なんて抽象的なことは、わかるようでわから
ないです。
　でも簡単なことです。
　「世間体、体裁、面目、プライドなど、そういった余計なもの」をこち
ら側が取り払えばいいんです。
　話はより具体的になった分、心情的に反応する部分をお持ちの方もいらっ
しゃるでしょう。
　「それができたら苦労しない！」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょ
う。
　自分の自分らしさ（＝アイデンティティ）と結びついていると勘違いし
ている方もいるでしょう。
　もっとも、自覚があって、意思の力で変えられるものは、まだ良い方で
す。
　無意識的に、周りからは一般に「世間体、体裁、面目、プライドなど、
そういった余計なもの」と見える反応をお子さんや部下の方、クライアン
トにしている場合があります。
　もしかすると。
　そうです。
　ラクに生きようと思ったら、普段の生活でも「世間体、体裁、面目、プ
ライドなど、そういった余計なもの」は、実は不要です。
　とにかく、いざという時に信頼関係を築こうと思ったら、普段から「世
間体、体裁、面目、プライドなど、そういった余計なもの」と対峙して、
反応を弱めていくことが大切です。
　魔法はありません。努力のみです。
　努力といっても、これらの反応を弱めていったら、生きるのが本当に楽
になってきます。
　楽しい努力です。
　まずは、「世間体、体裁、面目、プライドなど、そういった余計なもの」
について、どんな反応をしがちか、過去のうまくいかなかった会話を振り
返ってみてください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）
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