「ファシリテーター」はコーチだ
公開日:
:
プロが使うコーチングMINI
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仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2012/07/15
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コンサルタント(Consultant for you)の若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
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ファシリテーター
「司会者」という意味のほか、自らを表現してもいいと安心してもら
い、気持ちを引き出し、人と人をつなぐ役割を持つ。
(朝日新聞 社会面「教育 あしたへ プレゼンの時代に」シリーズ
「笑いの力 心ほぐす」 2012年7月10日朝刊 より引用)
この一文を読み、ハッとしました。
「司会者」という意味の部分を除くと、まさに「コーチ」ですね。
いや、コーチングで、2人の会話だけれども「司会」するのもまた「コー
チ」ですね。
もちろん、「コーチングは、目標達成のために行う」なのですけれどもね。
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子どもの立場から授業のあり方を考えてきた東北福祉大(仙台市)の
上條晴夫准教授は「ファシリテーションとプレゼンテーションは、裏表
の関係」とみる。「子どもにとって、人前で話すプレゼンは大変。失敗
しても傷つかない雰囲気をつくり、発信を促す。これからの教師に必要
なのは、そんなファシリテーションの力」
(同上より引用)
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私(Yoshi:よし)は、
「プレゼンテーション」よりも「ファシリテーション」に力を入れたいと
思っています。
「ファシリテーション」は、相手に「プレゼンテーション」させるだけで
はなく、
・安心感を持ってもらう。
・自分の内面を探ってもらう。
・自分の気持ちを引き出してもらう。
・自分にOKを出してもらう。
・人と人をつなぐ。
という意味で、グループに対するコーチングをすることですから。
「コーチング」も「プレゼンテーション」も、言葉を口に出すこと、表現
することを推奨します。
もちろん、それも大切です。
「プレゼンテーション」は、「相手に伝わること」が大事です。
でも、「相手に伝わること」は、話し手にとってどれくらい大切でしょう
か?
もう少し質問を重ねると、
・もともと考えていたこと。
・ほかの人の話を聞いて気づいたこと。
・話していて気付いたこと。
これらに気づくことはとても大切です。
でも、
・相手に伝わるように話すこと。
これは必ずしも必要でしょうか?
もちろん、上記を十分にできている人が、相手に伝えるための方法を学ぼ
うと「プレゼンテーション」を学ぶことに意義はあります。
「プレゼンテーション」しようとする中で、新たな気づき、考えの整理も
できるので、意味があります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以下は、天邪鬼な若狭(Yoshi:よし)の主張と読んでください。
これからの世の中に必要なのは、「整理された表現」「きれいな表現」で
はなく、
一見ごみのように思える発想を出し合い、互いの発想を尊重し、さらにそ
の発想から発想を紡いでいくこと。
その「発想を出せる人」とそのような「場を創りだせる人」だと感じるの
です。
「プレゼンテーション」を相手に伝わるように、成功させるには、
「整理すること」「きれいにすること」は、時間をかければできることで
すし、その才能を持っている人はいます。
任せてしまうのも、良い判断です。
誰もが「プレゼンテーション」する必要はないと思うのです。
自分がやらなければいけなくなっても、
いざとなれば、周りの人からフィードバックをもらうことで誰でもできる
ものですし。
でも「発想を出す」には、
「集まったチーム全員が関わる」
ことが基本的な原則ですし、
「ファシリテーションする人の力」と
「各個人に過去に肚の底から発想を出した体験」
が必要です。
「場を創りだす」には、
その場にいる人たちの空気にゆだねつつ、
尻尾をつかみ続け、
その場の全員に共通する「問い」を発する
必要があります。
だから、『ファシリテーションが大切だ』と思うのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
話は少し脇にそれます。
最近、『1000年未来文化教育研究会』を立ち上げ、Facebookにページを
作成しました。
( https://www.facebook.com/pages/1000%E5%B9%B4%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E6%96%87%E5%8C%96%E6%95%99%E8%82%B2%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A/304363719660482 )
「1000年先に残る文化とは何だろう?」
「1000年先に残したい文化は何だろう?」
という疑問から出発しました。
現在の結論を述べますと、
『失敗OKでチャレンジし続け、創造し続ける心のあり方を伝えていき
たい』
特に、
『子どもたちに、答え合わせの勉強をさせるのではなく、自らの疑問
を出発点として答えを試行錯誤して探す学び』
『自らの問いに、心と体を一致させて向き合わせる』
機会を提供していきたいです。
その際に必要なのが、本文で述べてきた「ファシリテーション」です。
学校の先生方、保護者の方の「ファシリテーション」の力が高ければいい
のですが、現在の日本の学校教育は「ファシリテーション」力を発揮できる
仕組みとなっていないようです。
もちろん、子どもを取り囲むのは大人ですから、大人へも「ファシリテー
ション」によって、自らの文化を創造していただきたいと思っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『僕たちは、何のために今の時代に生き、出会い、何を残し、何を創
りだそうとしているのだろうか?
そのために、何をしているか?』
仕事の会議でも、ときにはこのような基本に立ち戻ったテーマを思い出し
てもいいのではないでしょうか?
これを問いかけることが、「ファシリテーション」です。
若狭 喜弘(Yoshi)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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