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ライフ・ワーク・バランスって、バランスを取ろうとしないで

公開日: : 最終更新日:2014/07/14 プロが使うコーチングMINI

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 仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2014/07/11
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 あなたが今いる逆境を幸運に変えるコーチング 若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。

 コーチングについて、コーチの多くの人と。
 生き方について、世の中の多くの人と。

 何とは言えないけれど、私の体内感覚とずれているなあ、と感じていました。

 こう書くと、

   「あんたの人生の見方が甘いんだ。」

 といった反応をされる方もいらっしゃることでしょう。
 そう思ってもらっても、まったく構わないので、そう思っていてください。

 でも、その考え方って、

   「正しいこと」
   「理想だけれど、絶対に実現しないこと」
   「現実は、未来永劫続く」
   「私の体験はすべての人に共通する体験」
   「何かわからないけれど、一発逆転する奇策がないと」

 っていう発想なので、対立の人生、可能性を感じられないので、常に努力努力の人生、とても辛い人生、もしくは結局達成できずに諦めの人生ですよね。

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 いきなりこんな話題からはじめて申し訳ありません。

 コーチ仲間でも、

   「努力努力で自分の人生を作り、変えていく」

 という考え方を前提に持っている方がいらっしゃって、

   「それはそれで正しいのだけれど、そればっかりはしんどいなあ」

 と感じていたのでした。

 と、言語化できたのが、つい先日で、
 それまでは、「考え方にズレがあるなあ」と感じていたのでした。

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 この『ずれ』が何なのか、前日やっとわかりました。

 あるミーティングで、話題が「ワーク・ライフ・バランス」に至り、

   ●世の中の多くの人は、ワーク・ライフ・バランスが大事
   ●世の中の多くの人は、仕事とプライベートを区別している
   ●区別して生きているのは、「自由業」の人だけ(コーチ専業も含む)

 とうかがった時でした。
 もともとは、

   『世の中の多くの上司は、

      「部下にきちんと動いてもらいたい」
      「部下を上手に動かしたい」

    と思っている』

 という話からでした。

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 それに対して、

   「そんなん、今の仕事と自分の人生とつなげて考える機会を設けたら、
    すべて解決するんじゃないですか?」

 とお話ししましたら、

   「世の中の多くの人は、
    仕事は仕事、私生活は私生活、
    と別々に考えている。

    自分がやりたいことと今の仕事を一体に考えているような人は
    ほとんどいない。
    いるとしたら、自由業の人だけ」

 と回答いただいたのでした。

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 でも、そんな状況で、
 それを前提として、
 その前提を変えずにコーチングをするということは、

 「責任感」「義務感」

 を思い出させる、ということでしかないのじゃないか、と思ったのでした。
 でも、

 「責任感」「義務感」

 って、ほとんどの人が持って仕事をしています。

 実際に、従業員の立場の方だけの研修講師をした際、
 もっというと、私(Yoshi:よし)が企業の従業員だった時も、

   ●責任感、義務感は十分に持っている

 とひしひしと感じていました。

 もちろん、
 そのために私をいかに生かすかがわかっていなかったですし、
 表面上の上手なことだけを捉えて、私の資質・才能を活かそうとしてもらえなかったという思いがありました。

 そして、売り上げに上手に貢献できているか、と言うと別問題かもしれませんが、

   「給料をもらうためだけに会社にしがみついている」
   「身分の安定のために会社に通って仕事をしている」

 という人は居ませんでした。
 誰もが、会社のためを思い、何とかして売り上げを上げよう、その力になろうとしていたのでした。

 で、こういう人たちは、

   ●自分が情報を知らないからだ
   ●自分がやり方を知らないのだ
   ●自分のやり方が上手でないからだ

 と思っています。

 それに対して、私も含めた講師の立場として眺めると、

   ●そうかもしれないですね
   ●知識ややり方は知っていますよね
   ●十分創意工夫してこられましたよね

 と思うのです。
 少なくとも私は、心から強くそう思っています。

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 「足りないから求める」では、問題は解決しないのです。
 第一、既に持っている、知っているのですし。

 ここでの問題は、

   『ワーク・ライフ・バランスという言葉で、
    仕事と私生活を分けたこと』

 です。

   『仕事と私生活を、完全に分けて考えているので、
    最後の踏ん張りがきかない。
    お互いに対立する考えを調整しながら力を発揮しなければならない。
    自分の人生のすべてがいざというときのリソースになっていない。』

 分けたら、対立します。
 それぞれが、より多くの時間が欲しいと言います。
 うまくいかないのは、もう一方のせいだと言います。

 ワーク・ライフ・バランス
 というように、
 『バランス』なんて言っている限りは、そんな調整をし続けることから抜けられません。

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 社員の皆さんが生き生きと働いている会社、
 もちろん、社長も生き生きと働いている会社では、

 会社のミッション(社会に果たす役目)、設立理念と
 社員それぞれのミッションと人生理念の
 共通することが何なのかを定期的に確認しあっています。

 それは、「年1回の査定に伴う個人面談」や「日常の会話」かもしれません。

 補足しておくと、

   「完全一致なんてありえない」
   「一部分、共通することがある」

 レベルで十分です。

 ワーク(仕事)とライフ(私生活)を、
 対立するものじゃなくて、

   「仕事は、私生活に役立つし、
    私生活は、仕事に役立つ」

 と思って日常を過ごしたら、相乗効果があって、かなりお得な日常になるよな、と思ったのでした。

 決して、それは「自由業」の人だけの特権ではありません。

                  若狭 喜弘(Yoshi)

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