チームワークはどこにある? その1
公開日:
:
et cetera
Core infinity 通信に
「Vol. 74 [チームワークはどこにある?] 」
を書きました。
( http://views.core-infinity.jp/2014/09/team-work/ )
「仕事のプロのためのコーチング技術」にも大切なことですので、
何回かに分けて掲載していきます。
--------------------
結論から書いちゃおう
『チームワークを発揮するとは、
自分ができることをすることではなく、
他のメンバーができないことをすることである。』
--------------------
こう書いちゃうと、
「何、当たり前のことを」
とお叱りを受けそうですが、以下に記した事例の時、チームワークを発揮していますか?
●職場で、「緊急なんだけど、この仕事を引き受けられる人はいないか?」
と同僚が叫んでいる時
●その人が仕事を抱え込んでいて、細かな点をポロポロと落としているように見える時
●PTAの集会で、「会長になっていただける方は?」と全員に問いかけられた時
うまくいっているときだったり、自分に余裕があるときにチームワークが発揮されるのは当然です。
うまくいっていない時、自分に余裕がない時に、どのようにチームワークを発揮するか、ということです。
もちろん、自分の仕事が手一杯だったり、プライベートの育児や介護で忙殺されているとき、まったく様子が理解できないときは、状況を把握するために、しばらく傍観するしかありません。
でも、あなたはチームメンバーなんですよね。
チームの目標に向かって、自分の役割を果たしたいと思っているのですよね。
当たり前のことをできていますか?
「できない」
「今の自分には無理」
「誰か、できる人がやってくれないと」
「時間がない」
「スキルがない」
こんな判断から、声を上げることさえせず、見えないふり、聞こえないふりをしていませんか?
関連記事
-
あなたは『自分の意思を信頼して』いますか?
コーチングの場でも、こういう人がいます。 いやいや「覚せい剤依存症患者」ではなくて、 『意思
-
コーチにはカウンセラーが必要、カウンセラーにはコーチが必要
> 誰かの支えになろうとしているこの人が、一番支えを必要としていると思いました。 > ある女子高校
-
クライアントに成果を出させる「コーチの心得」を学ぶ
Helsinki Metro service rail / villes[/caption]
-
「魚の釣り方」を教える
記事中の坂東さんのことば “子供には、釣った魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えることが大切
-
書籍「ナースのためのコーチング活用術」
ナースのためのコーチング活用術 日野原 万記http://astore.amazon.co.jp/
-
「メールの書き方を新入社員に教える」
「メールの書き方を新入社員に教える」 その指導のコツは、ほかの場面でも応用できそうです。
-
街づくりも、会社運営も、メンバーが「自分事」と思う手段としてのファシリテーション
神山町の挑戦 (朝日新聞連載コラム より) 現在、第4部「せかいのかみやま」まで進んでいます
-
「それってどうなの?」
> 「これってこうだよ」ではなく「それってどうなの?」って訊(き)いてくれるから > ある高校生
PREV :
クライアントに成果を出させる「コーチの心得」を学ぶ
NEXT :
チームワークはどこにある? その2