*

「魚の釣り方」を教える

公開日: : 最終更新日:2016/06/17 et cetera

記事中の坂東さんのことば

“子供には、釣った魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えることが大切です。
釣り方を学べば、親がいなくなっても子供は生きていけます”
((黒木瞳のひみつのHちゃん:110)「魚の釣り方」教えよう!
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12388029.html?rm=150 )

は、とても大切。

さらにできるなら、
魚を釣るという発想自体無かったら、

「魚を釣る、という方法もあるよ」

というアイディアだけを伝え、
方法を調べるところからさせるのもいいんじゃないか?

~~~~~~~

人は教えたがりだから、
「釣り方だけ教える」なんてできないし、
「魚を釣る方法がある」でとどめることはなかなかできない。

教えたがり、というよりも、

「自分が釣った魚を渡す」とか
「自分が養殖した魚を渡す」

といった、「成果」「結果」それ自体を

「あなたは気づかないし、できないよね」

とメッセージとともに渡しがちです。

~~~~~~~

サポートする立場の人は、

「自由に考えて発想を広げて調べてもいい場」をつくるだけで、十分。

「釣り方」を教えなくても、
多少食べなくても死なないものだし、

「切羽詰まったら、魚の釣り方も発明する」

と思うなあ。

それだけ、人間って、たくましいものです。

Follow me!

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

「平等に」扱い、本当の成果を得させるコーチ

「あなたは勉強が足りない」 ((一語一会)作家・大野更紗さん 大学院の指導教授、稲葉振一郎さんから

記事を読む

アカウンタビリティって、自分がやったことをすべて受け入れられるほどやるってこと

「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント  by ロジャー・コナーズ, トム・スミス, ク

記事を読む

格付けと、空中浮遊、千里眼、壁抜けの能力

格付けの前提になるのは規格化です。「ほかの条件をすべて同じにする」ことなしに客観的な格付けはでき

記事を読む

しゃべるとき・・・

> 人間がこれほどやっかいなのは、しゃべるからだからね。言葉があるからうるさいの。 > 中野孝次

記事を読む

あなたが仕事を進めるときに必要なコミュニケーションは十分足りていますか?

「部下を持つ人のコーチング入門 by 伊藤 守」 この本は、コーチングの本だけれど、そう思

記事を読む

チームワークはどこにある? その1

Group Weight Lifting and Tug-of-War Event / prash

記事を読む

「相談を受ける11歳の小学生」

NYの地下鉄でお悩み相談をする、11歳の小学生。1回2ドル。http://tabi-labo.com

記事を読む

沈黙を使う

> 無言は > 強い質問である > 御厨貴(みくりやたかし)  (折々のことば 選・鷲田清一)

記事を読む

「高専ロボコン」での人材育成

A robot and a robot head / tdeering[/caption]

記事を読む

no image

最近開いている3冊の本

 最近、平行して読んでいる本、3冊を紹介します。    TA TODAY―最新・交流分析入門    

記事を読む

チームビルディング関係の情報

チームビルディング関係で集めた情報をここに置く。 「チームの成長

設問「どうやって仕事を覚えましたか?」

Facebookの新しいグループで下記の問いがありました。 設問「ど

Happy Holidays!

新月があり、冬至があり、クリスマスがあり、正月があり。 これまでを見

1on1ミーティングは、コーチングのこと

「ヤフーの人材育成「1on1」の舞台裏」http://diamond.

ブレーキを踏みながら走るよりも、アクセル全開で走り続ける

居酒屋業界初の「おすそ分けシステム」誕生秘話http://portal

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 2025年11月
    « 2月    
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP
PAGE TOP ↑