「魚の釣り方」を教える
公開日:
:
最終更新日:2016/06/17
et cetera
記事中の坂東さんのことば
は、とても大切。
さらにできるなら、
魚を釣るという発想自体無かったら、
「魚を釣る、という方法もあるよ」
というアイディアだけを伝え、
方法を調べるところからさせるのもいいんじゃないか?
~~~~~~~
人は教えたがりだから、
「釣り方だけ教える」なんてできないし、
「魚を釣る方法がある」でとどめることはなかなかできない。
教えたがり、というよりも、
「自分が釣った魚を渡す」とか
「自分が養殖した魚を渡す」
といった、「成果」「結果」それ自体を
「あなたは気づかないし、できないよね」
とメッセージとともに渡しがちです。
~~~~~~~
サポートする立場の人は、
「自由に考えて発想を広げて調べてもいい場」をつくるだけで、十分。
「釣り方」を教えなくても、
多少食べなくても死なないものだし、
「切羽詰まったら、魚の釣り方も発明する」
と思うなあ。
それだけ、人間って、たくましいものです。
関連記事
-
-
街づくりも、会社運営も、メンバーが「自分事」と思う手段としてのファシリテーション
神山町の挑戦 (朝日新聞連載コラム より) 現在、第4部「せかいのかみやま」まで進んでいます
-
-
「主体性」についてあれや、これや
日本コーチ協会 京都チャプター 7周年記念セミナー 日 時:11月27日(日) 10:00~
-
-
あなたが仕事を進めるときに必要なコミュニケーションは十分足りていますか?
「部下を持つ人のコーチング入門 by 伊藤 守」 この本は、コーチングの本だけれど、そう思
-
-
格付けと、空中浮遊、千里眼、壁抜けの能力
格付けの前提になるのは規格化です。「ほかの条件をすべて同じにする」ことなしに客観的な格付けはでき
-
-
「意識は、共同性は排他性へと変質する。」
> そこに所属しているという意識から、そこを自分が所有しているという意識に変わったとき、共同性は排他
-
-
「ほめる」「承認」は、「与える愛」「引き出す愛」
京都チャプター7月例会「部下のヤル気を上げるコーチング」の講師をしてきました。 公式の報告
-
-
「平等に」扱い、本当の成果を得させるコーチ
「あなたは勉強が足りない」 ((一語一会)作家・大野更紗さん 大学院の指導教授、稲葉振一郎さんから
-
-
その「目標」について、本当に話したいですか?
今日(2013.09.22)の日本コーチ協会 京都チャプターのテーマは、「目標設定」でした。
PREV :
格付けと、空中浮遊、千里眼、壁抜けの能力
NEXT :
あなたが仕事を進めるときに必要なコミュニケーションは十分足りていますか?