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「学力」とは、知識量ではなく「学んでいこうとする力」

公開日: : プロが使うコーチングMINI

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 仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2012/09/16
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 コンサルタント(Consultant for you)の若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。

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 社内、ビジネス上でのコーチングで必要なことを、この文章より学ぼうと
来ていいただいているのですね。
 ありがとうございます。
 今回は、学校教育を題材にします。

 『周りの人の生きる力を一緒になって育む人』を増やす

 ことの役割を果たそうとしていますので、
 社内の人材育成と同様に、学校教育にも関心があります。

 ラジオで面白いことを聞きました。

 文化放送の「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」で話されていた、武田さんの
言葉です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「学力」とは、「持っている知識の量」ではなく「(これから)学ぶ力」
のこと。

 学力の無い人は、

   「私の都合で、私の好きな時間、私が払える月謝分だけ、わかりやす
    く教えてください。」

 という。

 現在、学校での問題は、いじめではなく、「学力の無い子が育っている」
ことが問題。

 「真の学力」がない。つまり「私は学びたいのです。先生教えてください。」
と子どもたちが言えない。
 このことが問題。

(ラジオの音声から文字に起こした)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 社内の人材育成と同じだと思いませんか?

 いくら口を酸っぱくして、

    『自ら学べ』

 と言ったところで、相手は言葉は理解できても行動が起きません。

 では、どうしたらいいでしょうか?

 ここで、誰かから過去に聞いたようなイデオロギーで色づけした犯人探し
をしても仕方がありません。

 まさに、「どうしたらいいか?」

 それを必死に考え、実行していくしかありません。

 ただし、問題は子どもだけでなく、大人も含めた全体だということです。
 むしろ、大人の問題を解決したら、子どもの問題も解決に向かうのではな
いか、とも思います。

 もちろん、大人と子どもでは、解決への道筋が違いますし、大人が変わる
まで待たせるには子どもの成長が早いので、同時に手を打っていく必要があ
りますね。

 で、「どうするか?」です。
 コーチやコンサルタントは、「学力の無い人」を育ててはいけないのです。

 先ほどあったように、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 学力の無い人は、

   「私の都合で、私の好きな時間、私が払える月謝分だけ、わかりやす
    く教えてください。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 と、質問してきます。

 答えてはいけないのです。
 と言いますか、答えることはできません。

 時代、状況、個人によって答えは全く違ってきます。

    答えを出す基本原則を知ること、
    答えの出し方を知ること

 は、役に立つ場合があります。
 ですが、本当の答えは、その本人の中にしかありません。

 「本人の中」は、少し抽象的ですね。

   「これまでの体験」
   「これまで得た知識」
   「個人の顔を思い出して、対処法を気づくこと」
   「 “自分が” やってみよう、とおもうこと」

 これは、周りの人間が教えることも、伝えることも、変えることもできな
いことです。

 ただし、心から

    「私は学びたいのです。先生教えてください。」

 と願う人に教えることは、

    「知恵を伝えること」
    「相手を変えるサポートをすること」

 の一助になります。

 NLPに「ニューロロジカルレベル」という考え方があります。
 人は誰でも内側から、

    「アイデンティティ」
    「信念」
    「能力」
    「行動」
    「環境」

 のレベルがあるとされます。
 だとしたら、

    「私は学びたいのです。先生教えてください。」

 と言える学力をつけさせるには、

    どのような「環境」を整えればいいでしょうか?
    どのような「行動」が促されればいいでしょうか?
    どのような「能力」が備わっていればいいでしょうか?
    どのような「信念」を持っていればいいでしょうか?
    どのような「アイデンティティ」を持っていればいいでしょうか?

 私(Yoshi:よし)と一緒に考えてください。

                  若狭 喜弘(Yoshi)

※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
 私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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