Web紹介『会議の参加者を当事者にする質問』
公開日:
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et cetera
この記事のタイトルは、引用元から変えています。
正確には、
組織内で、全員が当事者として議論する時の質問例が挙げられています。
【下記はリンク先より引用】
具体的な質問例は、リンク先をご覧ください。
~~~~~~
文献には「当事者に振り返りを迫る問い」として、
1.Spiraling question(螺旋的質問)
より大きなビジョンや目的をそももそも思い出させる
2.Feeling question(感情的質問)
今、どのように感じているか? それについてどんな感情をもっているか?
3.Personalizing inquily(自分事化する問い)
このことがあなたにとってどんな意味があるのか?
よく出てくるのは、下記のようなものもありますね。
1.線形的質問(Lineal question)
Who When Where What Whyを聞くようなダイレクトな質問です。誰と、何をしているとき、いつ、どこで、何が起こったのか・・・出来事の「描写」に関わる質問ですね。内省サイクル論では「描写」は、内省の最も基礎的なエレメントになります。
2.循環的質問(Circular question)
物事の関連性・かかわり・つながりを問う質問です。1で得られた情報をもとに、関連・つながりをつけ、比較・吟味していく質問です。
3.戦略的質問(Strategic question)
対話が完全に「デッドロック=行き詰まったとき」にする質問ですが、うまくいく場合もありますけど、無用な対立をつくりだすこともあります。
敢えて「?すべき」を多用し、対立的、かつ挑戦的なスタンドポイントにたって語りをひきだします。ちょっとハッタリかましてますね。
4.省察的質問(Reflexive question)
自分が通常見ている風景・慣れ親しんだ物事を、敢えて「別のコンテキスト」に導いて、相手に「考えること」を迫り、ひいては物事を変化させること、自己を変化させることにつなげようとします。仮定法の形式を取る場合が多い。
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