震災ストレスを抱える人への接し方

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　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2011/09/18
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　「コンサルタント（Consultant for you）」の若狭 喜弘「Yoshi（よし）」
です。
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　今回は、震災ストレスを抱える人への接し方についてです。
　と書き出して、若干の違和感が。
　「半年も経ったのに」
　という気持ちと、
　「半年経ったから」
　という気持ちと、
　「災害は、今年だけでも東日本大震災だけではない」
　という気持ちと。
　ですからこの情報は、東日本大震災だけに留まらず、予測不能な被害を受
けた人への対処法としてお読みください。
　実際紹介します内容は、何度読んでも、「職場内のメンタルヘルス」でも
大事なことだと感じます。
　そういう視点でお読みください。
　かなり持ち上げて始めました。
　朝日新聞の記事でありました。
　　　　震災ストレス　話して発散
　　　　朝日新聞2011年9月14日朝刊　生活面（15面）
　紹介するのは、筑波大学大学院教授（社会心理学）の松井豊さんの挙げら
れた「６つの注意点（アドバイス）」です。
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６つのアドバイス
　①忠告や命令はせず「いつでも話を聞くよ」と伝える
　②相手の話しに耳を傾け、根掘り葉掘り聞き出さない
　③お金のことは聞かない
　④「半年経ったのだから、泣くのをやめるべきだ」などと決めつけない
　⑤「私にはわかる」とわかったふりをしない
　⑥聞いたことをむやみに他の人に話さない
（上記記事より引用）
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　これらのことは、誰もがわかっているんです。
　自分自身が新しい境地にたどり着くまで、こんな風にそっとしておいて欲
しいとも。
　でも、やっちゃうんです。
　相手のためを思ってやっちゃうんです。
　確かにこれらを聴くのは、専門のトレーニングを受けた人のほうが望まし
いです。
　しかしながら、そのような人と会話する場に出向くのは、個人の忙しさ、
心理的な壁の高さがあって、なかなかできません。
　ということは、身近な人が、日常の中で、自然に接していくしかないわけ
です。
　この意味で、「職場内のメンタルヘルス」と同じなのです。
　では、あなたが話を聴く立場になった場合、「何を聴くか？」ですね。
　相手が話したいことだけを聴けばいいのです。
　意見を求められたときも、質問するときには既に何かのアイディアがある
ものですし、複数の選択肢を持っているはずです。
　それは、相手が質問していたとしても。
　そして大事なのは、長時間の話を１回だけ聴くことではなく、短時間の話
しを繰り返し聴くことだと感じます。
　それは、『話せる相手がいる』という、人との間に信頼感を持てることの
方が、ときには内容よりも大事です。
　少し、このようなことを意識して、会話をしてください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）
※『がんばろう日本 三方よしプログラム（ http://p.tl/8J5q ）』
　私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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