「判断を早める技術」
公開日:
:
プロが使うコーチングMINI
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仕事のプロのためのコーチング技術 MINI 2013/07/01
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生きる『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
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生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭 喜弘(Yoshi:わかさま)です。
今日は、中小企業の従業員の方が集まってこられる研修でした。
毎回、終了後に意図を記して、受講された視点とは別の視点で振返ってい
ただくのもいいなあ、とは思っているのですが、研修が終了して帰宅したら
文章を書くエネルギーが残っていないことが多く、あまり書いてきませんで
した。
(そんなときの文章って、理屈っぽいだけで、新しいことも、面白いこと
もないんだよなあ。)
今日は多少体力に余裕があるのと、
「仕事のプロのためのコーチング技術」
としてお伝えした方がいい大切な視点があるので、書くことにします。
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テーマは、「<売上アップのための> 判断を早める技術」でした。
もともと、3月に「<売上アップのための> 急ぐ技術」を。
その前の2月に「<売上アップのための> 急がない技術」をやりました。
講師として前に立ちながら、「急ぐ技術」って、何よりも
「適切な判断をできるだけ早くする技術」
と感じていました。
その思いを元に、今回の研修となりました。
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概略を記します。
「判断」には、「緊急時の判断」と「計画時の判断」があります。
「緊急時の判断」は、天変地異の時や、海外で契約をまとめてこなくては
いけない場合などとイメージしてください。
「計画時の判断」は、企業が新分野に参入する時や、列車のダイヤ改正、
円安にする政策などを例としてお伝えしました。
どちらにしましても、
●「誰にも」「いつでも」満足する判断はない
だから、
●間違いのない判断をするために時間をかけるよりも、早く決めて、
「トライ・アンド・エラー」の時間を設けたほうが良い
とお伝えしました。
「緊急時の判断」は、とにかく生き延びられる方向で、必死に考え、思考
で足りないところは身体の反応の力を借りて、最後まで足掻いてほしいとお
伝えしました。
もちろん、対処法は、予測し、事前のシミュレーションで体験しておいて
ほしいとお伝えした上でですが。
「計画時の判断」が、今回このメール通信、Blogでお伝えしたいことです。
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「計画時の判断」は、2つの方法があります。
「トップダウン」
「1つの目的を持つものが集まって、意見を出し合う(交渉ではな
い)」
です。
スティーブ・ジョブズのように、「トップダウン」が適切な組織、時期、
テーマはあるんです。
それを無視してはいけません。
ところで、
「1つの目的を持つものが集まって、意見を出し合う(交渉ではな
い)」
と書きましたが、意味を想像できますか?
これが、私(Yoshi:よし)の最近のテーマの一つ
「多様性を活かす」
なんです。
これこそ、「多様性を活かす」「チームを活かす」方法なのです。
そのチームの全員は、
「全員が同じ問題に答えようと、独自の視点で考え、試し、調査し、
責任を持って意見を述べること」
つまり、「残業が多い」という出来事があるとしたら、その出来事につい
て各自が勝手に問題を設定して考えると、
・残業代の支払いが大変
・プライベートが無くなる
・残業代を含めてやっと生活できるレベルになる
・エコじゃない
などと、本当に全く違う視点についての、いわば「感想」や「主張」が出
てきます。
これでは課題解決しません。
「目的」とは、例えば、
『社員相互の連携がうまくいっていない』
とまで考えるテーマを限定する必要があるのです。
そのようにした上で、職種や約束が違う人が集まり、場合によってはパー
トさんや守衛さん、近所の方、お客様の代表者にも入っていただくと望まし
いですね。
そして、それぞれが答えを自分の責任で出して、持ち寄って、意見を述べ
る、と。
これをすると、適切な判断により近づくし、結果的に早くなるのですよ、
とお伝えしました。
超特急で結論を出すときには、メンバーの多様性は保ったまま3~4名に
すればよいし、
じっくりと腰を据えてより適切な結論を出そうとする時には、メンバーの
数を増やせばよい、のです。
「イエス・マン」が集まった会議、最初から「一致団結の結論」ありきの
会議では、
「より適切な判断」
などできません。
そのような会議は意味がないので、「(適切な)判断が早く出てくる」こ
ともまたありません。
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ついて来れてますか?
このようなお話をして、「計画時の判断」を早める技術をお伝えました。
「トップダウン」
「1つの目的を持つものが集まって、意見を出し合う(交渉ではな
い)」
もちろん、この2つのどちらを選ぶか、状況次第です。
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で、こんな話をした後で「ケーススタディ」のディスカッションをしたら、
盛り上がったのなんの。
この時にお伝えしたことは2つ
・正解はありません。
・自分にない視点を体験してください。
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今回、「仕事のプロのためのコーチング技術」という大テーマの中で、綴っ
てきた意図はお気づきでしょうか?
これらはすべて、コーチングの際に、コーチが持っていて、クライアント
にお伝えする視点なのです。
[参考]
●「多様性」をどのように活かしていますか?
http://views.core-infinity.jp/?p=803
(Core Infinity Views より引用)
若狭 喜弘(Yoshi)
※『がんばろう日本 三方よしプログラム( http://p.tl/8J5q )』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
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