コーチングの「伝える」の本質とは？

■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■
　仕事のプロのためのコーチング技術 MINI　2013/07/08
■━━━━━━………‥‥・・・・‥‥……━━━━━━■

　生きる『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘（Yoshi：よし）です。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
《PR》気になったら、すぐにお問合せ（090-6660-6532）
★『原点』コーチング（名称を変更しました）
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?p=494
★セミナー、個人ミーティング（コーチング、カウンセリング）、研修
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=190
★コーチ資格のために、ご協力のお願い
　　https://pro.core-infinity.jp/?p=792
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭　喜弘（Yoshi：よし）です。

　今月（7月）28日（日）に講師を務めます、<日本コーチ協会>京都チャプター
の例会（勉強会）との連動企画です。
　（ http://www.jca-kyoto.jp/ ）

　というか、おそらく当日はここまで踏み込めないだろうと思うので、この
場に書いておきます。
　って、一番最初に話すかもしれませんが・・・。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　京都チャプターの7月例会は、「真っ直ぐに伝えるコミュニケーション」
というタイトルでお話します。

　ICF（国際コーチ連盟）が示している「コーチのコア・コンピテンシー」
　（ http://www.coachfederation.org/credential/landing.cfm?ItemNumber=2206&navItemNumber=576 ）
では、

　　　「コミュニケーション」の節の中に、
　　　「聴く」「質問する」「コミュニケーションする」

　があります。
　コーチが、セッション時間中にクライアントに働きかける「やること」が
示されています。
　「スキル」と言ってもいいかもしれません。

　このうち、「コミュニケーションする」が、今回の「伝える」に該当します。

　なぜ「コミュニケーションする」が、「伝える」になるのかわかりますか？

　実は、私もわかりません。
　むしろ、「コミュニケーションする」って何よ？
　って疑問が出てくるくらいです。

　日本語の「コミュニケーションする」では、双方向性の感覚があります。
　でも、英語の「communicate」は、「送る」「伝える」といった、送り手側
の言葉です。
　もちろん、一方通行の「伝える」ではなく、「伝わる」といった、受け手
側に受け取ってもらえる伝え方が含まれています。

　ということで、めでたく、コーチングのセッション中には、

　　　「聴く」「質問する」「伝える」

　の３つの「やること」で完結します。
　（厳密に言い出すときりがないので、上記をそのまま受け取ってください）

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　今回、わざわざ記事にしようと思ったのは、こんなことに思い当たったか
らでした。

～～～～～～～～～～～～～～～～～
　「聴く」「質問する」は、日常でもそれなりにやっているけど、「うまく
できないなあ」と思う機会も多く、きっとスキルを学べばうまくできるよう
になるのだろう、と思う。
　けれど、「伝える」って、これもそれなりにやっていて、不自由を感じる
こともあるが、スキルを学ぶ、っていう感覚がわからない。
　あ、そうか。「起承転結で話す」とか、そういうこと？

（天邪鬼な私に聞いた、率直な意見）
～～～～～～～～～～～～～～～～～

　このような人、思い当たる人は手を上げてください。

　ハイ、下してください。

　残念ながら、その答えは間違っています。
　「伝える」もスキルです。
　もちろん、起承転結で話すなど、論理的に、誰にでも分かる形でお伝えい
ただきたいのはその通りです。

　でも、ここでは、もっと根本に入り込んでいきます。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　答えを書きますね。
　これが本質ですから、よく覚えておいてください。

　　　　『伝える言葉は、コーチングの意図を持って伝えているか。
　　　　　または、コーチングの効果がある言葉であるか。』

　ただこれだけです。

　　　　『コーチングとは、目標達成を含めた成長支援のためのコミュニケー
　　　　　ション』

　です。
　（う、ややこしい言葉を使ってしまった。
　　ここでいうコミュニケーションは、日本語的な意味の方が強いですね）

　ですから、コーチが使う言葉が、

　　　　●コーチングとして有用であるか

　これが大切なのです。
　逆に言えば、「コーチングとして有用」だったら、何を伝えたっていいの
です。
　場合によっては、「質問」の形でもいいし、「伝えない」という選択肢も
あるでしょう。

　クライアント目線で言い直すと、

　　　　●クライアントの現在と可能性を当然のことと思っている。
　　　　●クライアントが目標達成することを、揺るがなく願っている。

　その上で、出てくる言葉を伝えればいいのです。

　そんなときには、「躊躇」や「遠慮」は要りません。
　コーチも、「清水の舞台から飛び込む」ように言葉を伝えなきゃいけない
時もあるのです。

　クライアントが「本当に目標達成したい」のであれば、それをサポートす
る言葉を伝えればいいのです。

　これが、「コーチングの意図」であり、「コーチングの効果」なのです。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

　7月の例会（勉強会）では、「フィードバック」の切り口がわかりやすい
ので、それに限定してお伝えする予定ですが、
　『伝える』って、本質を考えるといろいろ思い浮かびますね。
　楽しいですね。

　ぜひ、このような「スキルではなく本質」から、コーチングに向き合っ
てください。
　それが、「使えるコーチング」を身に付ける近道です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭 喜弘（Yoshi）

※『がんばろう日本 三方よしプログラム（ http://p.tl/8J5q ）』
私が主催、提供するサービスは、すべてプログラムに則って被災地支援に役立てます。
・‥……━━■・‥……━━■
《PR》気になったら、すぐにお問合せ（090-6660-6532）
★私が、コーチとして大切に思っている人
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?p=371
★料金表
http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=60
■━━……‥・■━━……‥・

メール通信をお届けしています。登録はコチラよりどうぞ。
→　https://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P69060698
７月期、８月期 の個人ミーティング（全１回～）、体験ミーティング、無料オリエンテーションを希望される方も上記よりどうぞ。

Follow me!

Tweet

[`evernote` not found]