なぜ「自分一人で解決すべし」と思っちゃう?~あなたがやりたいことは何?~
公開日:
:
et cetera
『あなたが本当にやりたいことは何?』
こういきなり問われても、普通は答えられません。
マイコーチとのセッションでのことか、
コーチングを学び始めてからのことなのか、
会社に勤めていた頃のことか、
博物館にお世話になっていたころか、
研修講師として集中してやっていたころのことか。
いつだったか忘れましたが、いきなり「やりたいことは何?」と問われて、混乱した記憶があります。
でも、だからこそ、いくつ・何歳であっても、
「詰問調」ではなく、
「大らかにすべてを面白がれる調子」で
「やりたいことは何?」「どんな人生を過ごしたい?」
と聞ける人になりたいのです。
もちろん、ほかの人もそれができるようになって欲しいと思っています。
社会全体では難しくても、「自分がそんな風に聞く」ことはできますね。
~~~~~~
そうそう。
左脳的にガチガチに判断してやってきた人は、
そんなプライベートなことは
「自分一人で解決すべし」
と思うものだけれど、
「コーチ」や「メンター」と思える人を聞き手として上手に使えば、
簡単に、そしてレベルが数段上のものが手に入ります。
~~~~~~
左脳的にガチガチに判断してやってきた人は、なぜ「自分一人で解決すべし」と考えるのだろうか?
不思議だな。
不思議だな。
って、他人のことは知らないが、自分のことを考えればわかるな。
「左脳的にガチガチ」だとは思わないが、
「あまり他人に語りたくない」
と思う傾向としては一緒。
それは、
・これまで積み重ねてきたことを崩されたくない。
・たとえそれがクズのようなものであったとしても。
・それは、人に崩されないように、また積んでいかなければならないのは、しんどい。
・立派なものだけ人に見てもらって、称賛されたい。
てなことがあるのだろう。
~~~~~~
でも、心のどこかではわかっているんですよ。
・人に話せばアイディアがさらに発展する。
・人の協力は絶対に必要。
・人に崩されてもめげずに作り続けるメンタリティが必要。
・アイディアというものは、結局人に対して使うものなので、崩されるようなものは役に立たない。
・建設的な話ができる相手(それはパートナーかもしれないし、コーチかも知れない)は、必ずどこかにいる。
・それにお金をかけることも必要だ。(わかっているけれど、支払いたくないと思っているだけ)
わかっているなら、パートナーでも、コーチでもすぐに見つけた方がいい。
時間は有限。
というか、死ぬまでにやりたいことをやるには、どれくらい時間が必要か、
直面してみ!!
関連記事
-
「高専ロボコン」での人材育成
A robot and a robot head / tdeering[/caption]
-
自分が他者に対して、その存在のすべてを無条件に受け入れる
このところ「承認」について突き詰めているからかもしれないけれど、 この新聞小説の回も「承認」の話。
-
誰にでも、学習する機会と時間は必要
誰にでも、どんなに偉い人、どんなに年上でわかっているような人にも、 学習する機会と時間は必
-
チームワークはどこにある? その6
Group Weight Lifting and Tug-of-War Event / prash
-
「ほめる」「承認」の記事一覧
「ほめる」「承認」について書いた記事の一覧です。 (2016/07/26現在) 「ほめる」「
-
Web紹介『会議の参加者を当事者にする質問』
この記事のタイトルは、引用元から変えています。 正確には、 『「組織を変える」ときに引き起こ
-
「コーチングの心」を持った人に話をして聴いてもらう
> 自分では頑張っているつもりでも、正しいのか間違っているのかわからない。 > 「こうした方がいい
-
「木のクセを読む、木の育った方位に使う」
> 力は釣り合いが崩れると、弱い所へ弱い所へと集中しますからな。 > 西岡常一 (折々のことば
-
社会生物本能の4タイプ
Flying Type / jennifermarquez[/caption] コミュニケ
-
「部下との向き合い方」ではなく、「自分の心との向き合い方」
「仕事のプロのためのコーチング」は、 仕事の上でのコミュニケーション方法の一種です。 コミュニケ
PREV :
「課題」を「罰」にしない
NEXT :
今の生き方を変えたいけれど、それができないって本当?